アラフォー男はデートに何を着て行く? まずハズすことがないのが“テイラードJK”。これなら、高級店やラグジュアリーホテルに急に入るとなっても、気後れすることなく挑めるから安心。といっても、堅苦しいんじゃ楽しくない。きちんと感を演出しつつも、こなれた遊びがなくちゃお洒落とは言えない。というわけで、大人ならではのテイラードJKコーデをどうぞ!
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〈Tailored Jacket Style 01〉
カジュアル好きといっても大人ですから、テイラードJKが求められるシーンは多い。たとえば彼女との記念日デートなどは、奇をてらわずにベーシックな色使いでまとめるのが王道。ただ、JKスタイルと地味色の組み合わせは、ビジネスの延長のような堅苦しい見た目になりかねない。そこで大事なのが軽やかさを出す工夫。まず、JKが定番のグレーであっても、リネン素材なら印象は別物。黒パンツを合わせても、春夏らしい軽快さは失われない。これからの季節であればシアサッカーなんかもいいかも。問題はインナー。襟付きのシャツでなくTシャツを使うのはすでにお馴染みだが、こんなふうに地味色のジャケパンなら茶目っけのあるプリTを挟むのがおすすめ。コーデが単調になるのを防いでくれるし、定番色ジャケットに華やぎをプラスしてくれる。それがこんなふうに愛の告白(⁉)になっているメッセージプリントだったら、ユーモアも効いて一層軽やかな表情になるというもの。最後にダメ押しでスニーカーソールのローファーをチョイス。これで足元にも落ち着き感と軽快さが加わり、バランスが取れた勝負デートコーデが完成!
リネンジャケット7万8000円(マン 1924/ワイルド ライフ テーラー)、プリントTシャツ8500円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、パンツ2万6000円(サタデーズ ニューヨークシティ)、手に持ったネップニット3万5000円(セッテフィーリ カシミア/ビームス 六本木ヒルズ)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、ローファースニーカー9000円(グラビス)
〈Tailored Jacket Style 02〉
彼女にイイトコロを見せたいデートは、どこのショップに入っても恥ずかしくない外見で臨むのが基本。といっても、休日のリラックス感がないキメスタイルも場違い。そんなときにうってつけなのが、きちんと感とカジュアル感のバランスがとれたデニジャケスタイル。でもこれも、季節の変化ともにアップデイトするのが望ましい。で、今回は “軽さ”を重視した春仕様コーデを紹介。落ち着きのある男を演出するなら、春とはいえシックな色でまとめるのがベター。だから、写真のようなグレー系の合わせでもOK。大切なのは色じゃない軽快さ。たとえば、メインに選んだジャケット。こちらダブルなので通常だとクラシカルな重さがあるのだが、その素材をリネンにしてみたらどう? なんだか軽く見えません? そしてボトムの褪せ黒デニムには、裾をラフに切りっぱなしにした足首がチラッと見える9分丈をチョイス。足元にヌケができるだけでかなり軽快な印象になるから、これはかなり有効なはず。あとは、インのプリTを白にしてクリーンさをキープすれば、シックなのに軽さのあるデニジャケの完成。コレ、簡単だから次のデートに早速トライして!
リネンダブルジャケット5万3000円(バグッタ/エストネーション)、ヤシ柄Tシャツ8000円(シクセラー/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)、カットオフデニムパンツ2万4000円(アッパーハイツ/ゲストリスト)、サングラス3万5000円(モスコット×ビームス プラス/ビームス プラス 原宿)、スニーカー7500円(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
〈Tailored Jacket Style 03〉
カジュアルなパーティにお呼ばれなんてとき、スーツだとおカタすぎるし、ジャケデニだと崩しすぎに思われそう。こんな状況、意外によくありますよね。そんな難題を解決するべく作ったのが、パーティらしい特別感を出しつつも、ほどよいゆるさを加えたコチラのコーデ。主役はカーキのカジュアルセットアップ。上下が共布で揃っているだけできちんと感のある印象を与えられるからうってつけ。ただ、これが定番色の黒・紺・グレーだとややインパクト不足。であれば、脱・定番でほどよく男らしさもあるカーキがちょうどいい塩梅。で、肝心なのがインナー選びだ。間違いないのは白Tだが、これが無難だということは言うまでもない。となると、レタードTあたりが思いつきそうだが、ここではフォトプリTを選んでみた。そう、今回は波乗り仲間とのホームパーティ。着こなしにもどこかリラックス感がほしいから。それを西海岸っぽい風景のフォトTで演出したってこと。モノトーンベースならフォトプリントでも十分大人感があるので、セットアップの洒落感も一層引き立ってくる。ドレスアップが苦手という人も、この合わせならちょうどいいでしょ!
ジャケット4万8000円、同素材パンツ2万5000円(ソリード/タトラスインターナショナル)、Tシャツ1万円(ズマ カリフォルニア/RHC ロンハーマン)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー7万9000円(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
〈Tailored Jacket Style 04〉
男らしさを注入する!
大人のデートコーデは難しい。特に行き先が、高級なレストランやショップといった“非日常”な場であるほど、お洒落の腕が試されるから。“きちんと感”が求められるだけに、とりあえずテイラードJKを、な~んて思っている人は多いはず。そこに、キレイめのデニムやカットソーを合わせればクリーンなジャケデニコーデが完成。でもコレ、ちょっと予定調和すぎません? ブレない清潔感は必要だけど、“頼れる男”を匂わせる演出なくして完璧なエスコートはできない。というわけで、頼れるアイテムを投入したのがコチラ。貫禄のある男らしさを表現するべく、テイラードJKにはデニム地の、しかもダブルブレストをチョイス。インは、ドレスシャツでは面白みがないので、ここはイマドキのバンドカラーを合わせて大人の余裕をプラス。色をカーキにすれば男っぽい演出もクリア。これなら、新鮮味と男らしさの両方が印象づけられているはず。あとはその印象を邪魔しないオフ白デニムなどを合わせて、好感度アップを狙うのもいい。それでもまだ心配なら、足元を上品エスパに。この仕上がり、むしろ“足元を見られたい”くらいの完璧さじゃない!?
ジャケット4万8000円(ジャンネット/トヨダトレーディング プレスルーム)、バンドカラーシャツ1万3000円(アダム エ ロペ)、デニムパンツ3万円(デンハム/デンハム・ジャパン)、サングラス4万7000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、エスパドリーユ6万1000円(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
●グラビス
TEL:03-3476-5638
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●ビームス 六本木ヒルズ
TEL:03-5775-1623
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●ワイルド ライフ テーラー
TEL:0120-298-133
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●セルジオ ロッシ カスタマーサービス
TEL:0570-016600
●タトラスインターナショナル
TEL:03-5708-5188
●ヴァンズ ジャパン
TEL:03-3476-5624
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター
TEL:0120-137-007
●ビームス プラス 原宿
TEL:03-3746-5851
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●アダム エ ロペ
TEL:0120-298-133
●セルジオ ロッシ カスタマーサービス
TEL:0570-016600
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix),Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です