なぜ人気!? “トリムTシャツ”の魅力とは?
数年前から話題の、1990年代テイストの再来。懐かしのファッションスタイルが、今また新鮮に映るということもあって、洒落者の間では大人気。特にこの夏は、レトロな雰囲気を取り入れてコーディネートするなんて人も少なくないだろう。で、この夏またしても、あるリバイバルアイテムが注目されているのをご存知だろうか? それが“トリムTシャツ”!
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そもそもトリムTとは、ボディと色違いの生地を襟まわりや袖口にあしらったTシャツのこと。1980〜’90年代のカレッジTに多い仕様で、スポーツウエア的な扱いだったものを当時もファッションとして取り入れていた。で、そんなトリムTだが、最近のスポーツテイストのブームもあり、今季も様々なブランドから数多く登場している。トリミングが施されていることで、無地Tとは印象が全く違うのはご覧のとおり。旬のスポーツミックスの手はじめに、もしくはTシャツ姿にマンネリを感じている人には特におすすめ。では、さっそくおすすめの5着を見ていこう!
UPCYCLE
4840円(アップサイクル/ユーソニアン グッズ ストア)
トリムTシャツで再現!
極めてシンプルな見た目と適度にゆる〜いシルエットが、実に今っぽい1枚。このブランドは2018年にリサイクルTシャツをメインにスタート。ニッティング、染色、裁断、縫製など、ほとんどの工程をLA、それもすべて5マイル以内の距離でこなすことをテーマにしている。そのほか素材にも、ブランド名のとおりアップサイクルな仕掛けが満載。ネイビーパンツとカラーリンクさせれば、デートコーデにも対応できそう。
FRED PERRY
6600円(フレッドペリー/フレッドペリーショップ東京)
爽やか夏男を演出!
柔らかなコットンジャージを採用したトリムT。ボディをチョークブルー、トリムを白でまとめた、爽やかな見た目が魅力。白トリムは特に清涼感が増す配色なので、暑い夏に清潔感のある男を演出するにはもってこい。なお、このチョークブルー×白の配色は、東京店・大阪店・オンラインショップのみでの展開。
ORIGINAL Charcoal
1万450円(オリジナル チャコール/チャコール トーキョー)
まさしく大人好み!
アメリカ西部原産のコットンを使うことで、ドライかつしっかりとした独特のハリコシを感じる1枚。洗いこむことで風合い豊かな表情となる点も見どころだ。フロントにWポケット、背面にフロッキープリントロゴをオンしたユニークなデザインも魅力。黒パンツに合わせて、パープルをちょっと色っぽく見せるなんてコーデに仕上げれば、デートにも最適。
TMT
8580円(ティーエムティー)
大人サーファーにササる!?
霜降りボディに配色、かすれプリント、トリムデザインと、レトロテイストたっぷり。レトロ好きなサーファーたちには、最高に魅力的に映るはず。強撚した糸のおかげで生地に特有のシャリ感が生まれ、ドライな着心地に。ややコンパクトなシルエットも、鍛え上げられたボディ魅せに最適!
JACKSON MATISSE
1万2100円(ジャクソン マティス/ハンドイントゥリー ショールーム)
レトロな雰囲気がたまらない!
定期的にトリムTを展開するブランドの1枚は、こなれ感たっぷりな見た目。白ボディ×ブラウントリムというどこか懐かしさを感じる組み合わせは、トリムTが持つレトロな雰囲気をよりいっそう楽しめそう。柔らかボディの胸元に施されたプリントは、お馴染み“I ❤”のレタードにサンフランシスコのベイエリアを描いている。これまたサーファーには、もってこいの1枚だ。
●ユーソニアン グッズ ストア
TEL:03-5410-1776
●フレッドペリーショップ東京
TEL:03-5778-4930
●チャコール トーキョー
TEL:03-6432-5267
●ティーエムティー
TEL:03-5770-3788
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Showta Nogami text : Yuta Yagi