老舗靴ブランドの白スニーカーは
一体なにが違うのか?
春に向けて新たな白スニーカーを探しているなら、ドレスシューズブランドによる1足はどうだろう。実はコレ、モード系ブランドの凝ったデザインや、機能性に特化したスポーツブランドのものとは一線を画した持ち味がある。
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基本的にそのほとんどがシンプルでベーシック。スッキリと洗練されたフォルムだから、履くだけで上品な爽やかさを演出できるは言うまでもない。だが、もちろん単にシンプルなだけでは終わらないのがこの手のスニーカー。やはり最大の魅力は、長年の経験に基づく作りや素材のよさだ。ドレスシューズ同様、ラスト(木型)から作っていたり、型崩れしない耐久性を備えているのもポイント。そんな魅力たっぷりの白スニなら、ジャケパンスタイルやいつものデニムに合わせるだけで、グッと大人っぽいカジュアルに仕上がること間違いない。今回はそんな白スニーカーの中から、満足度の高いものを厳選してお届けしよう!
CHURCH'S
6万1000円(チャーチ/チャーチ 表参道店)
クラシック&スポーティな1足!
クリーンな白レザーに、シックなブルーグレーのスウェードでアクセントをつけたクラシックな顔つきのスニーカー“ボーランド プラス2”。ほどよいスポーティさがありつつ、リラックスして履けるバランスのいいフォルムが魅力。アイレットステイ部分の“ハーフムーン・ステッチ” がトレードマークになっている。
J.M. WESTON
7万5000円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)
人気モデルの白バージョン!
甲の低いスマートなフォルムと、白×茶の優しい色合いが魅力のスニーカー“649”。上質なカーフスキンに、細かいダブルステッチやサイドの穴飾りでアクセントをつけている。クッション性抜群のカップインソールで歩きやすいのも嬉しい。白レザーの上品さとスポーティな雰囲気が楽しめる1足。
JOHN LOBB
12万円(ジョンロブ/ジョンロブジャパン)
美しいフォルムが魅力!
スッキリとして都会的な“0315”ラストと、どこかレトロな味わいのある素材感が魅力的な白スニ。タン部分にあしらったネイビーのラインが、細いながらも爽やかなアクセントになっている。トップとアウトソールの間にイエローのステッチを効かせ、〈ジョンロブ〉定番のデザインを継承しているのも嬉しい。
SANTONI
6万9000円(サントーニ/リエート)
合わせやすい素材とフォルム!
ややグレーがかった白のシボ革を使用し、ニュアンスのある足元を演出してくれるスニーカー。気持ち甲の低いフォルムで、カジュアルなスーツやジャケットスタイルにも合わせやすく仕上げている。イタリアンシューズを代表するブランドらしい、緻密で実直な作りのよさを楽しめるはず。
A.TESTONI
7万円(ア・テストーニ/ア・テストーニ 銀座本店)
柔らかな表情の革が魅力!
くったりとしたシボ革が味わい深い、クラシックスタイルの白スニ。海っぽい着こなしにも似合いそうなカジュアルな顔つきながら、オールレザーのライニングや、クッション入りの履き口など、機能性にもしっかり配慮されている。リラックスした気分で履きこなしたい1足といえそう。こちらもイタリアを代表するブランドだ。
●ア・テストーニ 銀座本店
TEL:03-3575-8025
●ジェイエムウエストン 青山店
TEL:03-6805-1691
●ジョンロブジャパン
TEL:03-6267-6010
●チャーチ 表参道店
TEL:03-3486-1801
●リエート
TEL:03-5413-5333
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takeshi Yanagawa(remix) text : Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS Inc.)