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FASHION ファッション

2019.10.10

即完売必至! 藤原ヒロシと
〈ブルガリ〉の遊び心ある新作コラボとは?

2010年代のファッションを語るうえで見逃せない存在になっているのが、ラグジュアリーブランドとストリートカルチャーのクロスオーバー。その中でもとりわけ話題を集めた〈ブルガリ〉と藤原ヒロシのコラボコレクションの第2弾が11月15日から発売されることになった。果たして、第2弾ならではの新しい試みとはどんなとところなのだろうか。ある意味、対極的な世界観を持つブランド同士が、どのようにモノ作りをするのかも気になるところ。藤原ヒロシさんに直接お話を聞くことができたので、さっそく紹介しよう。

第2弾となるカプセルコレクションの話を進める前に、〈ブルガリ〉と藤原ヒロシさんのコラボについて、ちょっとおさらいを。カプセルコレクションの第1弾は、今年の6月に初めて実現。ラインナップは、“セルペンティ”と呼ばれるバッグのコレクションと“ブルガリ・ブルガリ”コレクションに、日本のストリートアイコンである藤原ヒロシが主催する〈フラグメント〉流の味つけを施したもの。今回発売される新作は、そんな第1弾の大きな反響を受けて製作された第2弾。まずは、新作のオファーに対しての藤原さんのアプローチについて聞いてみた。

PROFILE
藤原ヒロシ

フラグメント デザイン主宰。ファッション・デザイナー

1964年三重県生まれ。1980年代から音楽プロデューサーやDJとして活動し、小泉今日子やUAをプロデュース。自らもシンガーソングライターとしてステージに立つ。同時に日本のストリートアイコンとしても注目を浴び、トレンドを生み出す存在に。現在はデザイン集団〈フラグメント デザイン〉を主宰し、〈ナイキ〉や〈バートン〉などのストリート系ブランドから〈ルイ・ヴィトン〉や〈モンクレール〉などのラグジュアリーブランドまで、国内外のブランドとのコラボレーションを行っている。

 

 

「今回のコラボレーションは第1弾のカプセルコレクションからの継続的なものなので、前回のオファーが続いているというスタンスではじまりました。コレクションも前回から引き続き、“セルペンティ”と“ブルガリ・ブルガリ”ですからね。アプローチとしては、前回は割と僕主導で黒や白といったシンプルな色合いを多用しましたが、今回は〈ブルガリ〉のチームから蛍光色を使いたいという具体的なオファーがありました。ですので、このネオンカラーを使ったバッグやスモールラグジュアリーグッズが双方のコレクションにラインナップされているわけです。こういった色使いは、これまでの〈ブルガリ〉がやってきていないこと。ある意味、〈フラグメント デザイン〉の名前を利用することで〈ブルガリ〉ができる“遊び”ともいえるかもしれません。」

〈ブルガリ〉とのコラボレーションは2回めということだが、藤原ヒロシさん自身はこれまでも多くのラグジュアリーブランドのコラボに取り組んできた実績の持ち主。そんな藤原さんは、ともにプロジェクトに取り組んでみて、〈ブルガリ〉にどんな印象をいただくようになったのだろうか。

革に対するクラフトマンシップに感銘

「〈ブルガリ〉に対してもっとも感銘を受けたのは、やはり革に対するクラフトマンシップですね。商品の開発期間は、本国のイタリアに渡って何度も打ち合わせをしながら進行していて、その過程で工場にも足を運ばせていただきました。革という伝統的な素材を使ったモノ作りに対し、真摯に取り組んでいる。革の接し方については本当に感銘を受けましたね。そうした確かなクラフトマンシップがベースにありながら、手作りっぽくない工業製品のように洗練された製品を作り上げられる。これも〈ブルガリ〉のすごさかもしれません。」

ところで、そんな藤原さんは、ブランドとのコラボレーションに対してどんな面白さを見出しているのだろうか。
「すべてにおいて僕は個人で動くので、個々のプロジェクトごとに個人とブランドのチームと仕事をする形になります。ブランドには、それぞれの個性やアイデンティティがありますが、僕にとってはそのスタイルがとてもやりやすい。コラボするときは、なんでもいいからやりましょうよというスタイルより、相手のブランドの色や方向性がしっかり定まっていて、そこに対して味つけをしていくことに面白さを感じるんです。〈ブルガリ〉とのコラボレーションも、まさにそのスタイル。ブランドとしてやりたいことが明確にある。〈ブルガリ〉には、僕が普段触れないような一段上のラグジュアリーな世界観があるわけですが、その中で自分の世界になにかを引き寄せられるか駆け引きみたいなことをするわけです。たとえば、第2弾ではどうしてもやってみたかったサコッシュを作ることができました。それもそうしたコミュニケーションから生まれたもののひとつ。〈ブルガリ〉のようなラグジュアリーブランドがなかなか作らないアイテムですよね」

サコッシュW24×H19.5×D3cm。21万5000円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

〈ブルガリ〉ではお初となる大人目線のサコッシュ!

カーフで仕立てた二つ折りのボディを畳むと、ブランドロゴがちょっぴり隠れるデザインも、〈フラグメント デザイン〉ならではの味付けのひとつ。“セルペンティ”コレクションの意匠として、引き手が蛇の頭のモチーフに。ジュエリーをイメージした肌当たりの優しいチェーンも秀逸な出来栄え。レディスだが、男性も使えそうなユニセックスなデザインでもある。

 

 

ちなみに藤原さんは、第2弾のコレクションを製作してみて、こんな想いも抱いているのだとか。
「先ほども〈ブルガリ〉には優れたクラフトマンシップがあるという話をしましたが、その技術を生かしたコラボレーションという意味では、伸び代というかできることはもっとたくさんあるという想いも抱きました。たとえば、今回は第1弾から引き続きレディスのアイテムが中心ですが、メンズも使えるアイテムもラインナップしました。現在の〈ブルガリ〉のメンズを見てみると、かっちりとしたリッチなビジネスマン向けのバッグが多いですが、もっとカジュアルなバッグを作ってみても面白いかも。なんてことも考えたりするわけです。ただ、そうやって、色々なことをあえてやらないかっこよさもあるんですけどね(笑)。」

コラボ第3弾実現の可否はさておき、藤原さんの解釈加わることで〈ブルガリ〉の普段とは違う“顔”を垣間見ることができるカプセルコレクションの発売は、11月15日から。予約はすでに行うことが可能。レディスアイテムは、彼女へのサプライズプレゼントとしてもうってつけかもしれない。今回も争奪戦になる可能性大なので、気になる人は早めに動いたほうが賢明ですよ。

 

フォン・カードケースW17×H9.5×D1,5cm。10万7000円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

キャッシュレスなお出かけもリッチな気分で!

グレインカーフで仕立てたカードホルダーとスマホケースのセット。キャッシュレスな外出にうってつけなアイテム。ベルトループやバッグなどに引っ掛けて持ち歩くことも。コバの部分の差し色として、ネオンカラーが取り入れられているのが新鮮だ。

ブレスレット。ブルガリ オンラインショップ限定品。4万5000円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

わかる人にはわかるエンブレムが腕元でキラリ!

“BBフラグメント”コレクションのレザーブレスレット。富と輝きを表現した古代ローマ帝国のコインをイメージした“ブルガリ・ブルガリ”の円形モチーフに、〈ブルガリ〉と〈フラグメント〉の名をともに描いたエンブレムを刻印。センターにある稲妻マークも〈フラグメント〉を象徴するアイコンのひとつ。

 

 

ダブル・クレジットホルダーW10×H9×D2cm。各4万4000円(以上ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

お支払い時に目を引く差し色使い!

グレインカーフで仕立てたクレジットカードホルダーも、稲妻マークをロゴが取り巻く“BBフラグメント”のエンブレムを描いたデザインに。本体やスリットのコバに加え、ステッチにもあざやかな蛍光色が用いられている。

トートバッグW41×H31×D11cm。19万円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)

カジュアルなトートこそラグジュアリー目線で!

柔らかなカーフレザーで仕立てた、ユニセックスで使えるトートバッグ。使い勝手のいい横長フォルムで、内装があざやかなネオンイエローに。内側には鍵などの小物を入れておくのに便利なジップポケットが備わっている。

 
Information

●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100

※サイト内で紹介している商品はすべて税抜き価格です。

文=遠藤 匠 text : Takumi Endo
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