黒コーデにも断然似合う、 今季流行の“オレンジ”を1点投入!
秋冬になると徐々に黒やグレーのモノトーンウエアを着る機会が多くなってくる。スタイリッシュだし、ぐっと大人らしく見えるからその選択はもちろん間違ってない。ただ、そればかりではありきたりなコーデに収まりがち。「なんだかお洒落ね」って言われるためには、もうひと工夫ないとね。じゃあ、どうするのがいい? 狙い目は、黒とも断然相性のいい温かみのあるジュージーなオレンジ!
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オレンジ系のカラーは、今季の流行色だと言われている。サーフ的な解釈だとサンセット、季節的な解釈だと紅葉をそれぞれ思い浮かべる旬なカラーだし、なによりポジティブマインドに導いてくれそうじゃない? しかも、オレンジ系はブラック、ネイビーと男の基本カラーとの相性がよく、コーデに1点投入するだけで、コントラストを生かした洒落たスタイルに仕上がる。ジャンルを絞らず、各ブランドからフレッシュなアイテムを選んできたので、お好みの一品を収穫して!
MACKINTOSH
25万3000円(マッキントッシュ/マッキントッシュ青山店)
<マッキントッシュ>の“ダンケルド”といえば、乗馬用からはじまり、英国軍のオフィシャルレインコートにも採用されたブランドのアイコン的存在。200年前から変わらない伝統的な製法を引き継ぎ、スコットランドの職人によりハンドメイド。深みのあるオレンジの色合い、コーデュロイに切り返された襟など、ほかと違いを見せつけるデザインは、大人の男の格上感を十分に引き出してくれる。ちなみに、ライナーはイエローベースのボーダーで、遊び心も忘れていない。
GALLIA
4万2900円(ガリア/コロネット)
世界の名だたるメゾンのOEMを請け負うイタリアのシャツメーカー<ガリア>。洗練されたシルエットに定評があり、それはジャケットになっても変わらない。ソフトタッチのしっかりとしたニットで着心地がよく、赤みの強いオレンジもエレガントな魅力を引き立てる。ブラックデニムを穿いたスタイルの上にサラッと羽織って、粋な男を演出したい。もちろん、黒コートの下に忍ばせた差し色使いにも絶好だ。
FEDELI
2万2000円(フェデリ/トレメッツォ)
製品染めによる自然なオレンジが特徴的なクルーネックTシャツ。リラックス感のあるシルエットで大人感出しにはうってつけ。首元や裾からチラ見せするのにちょうどいいのもお洒落にひと役買う。また、素材は綿の中でもハイグレードとされるスーピマコットンを採用。シルクのようになめらかな肌触りで、素肌の上からでも心地いい。さすが、1934年に誕生したイタリアの老舗<フェデリ>、モノ作りに妥協なし。
ENTRE AMIS
2万9700円(アントレ アミ/八木通商)
イタリア・ナポリのパンツ専業メーカー<アントレ アミ>。上品な伸びのいい起毛素材を使用しており、スリムフィットでも楽ちんな穿き心地。そのうえ、センタークリース入りの美しいテイパードシルエットでスタイルアップも狙える。裾上げ不要のアンクルカット丈だから、買ったその場ですぐ第一線に。スラントポケットやヒップポケットに、ブランドロゴがあしらわれているのも嬉しい。
1万5180円(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)
1988年にリリースされた<ニューバランス>の名品番“996”をアップデート。無駄のない洗練されたシルエットはそのままに、C-CAP搭載の2層構造ミッドソールとPUインソールを採用することで、快適性がさらにアップ。ボディはピッグスキンスウェードとメッシュアッパー。素材が違うと、同じオレンジでも見栄えが変化するため、一辺倒でマンネリした着こなしのアクセントにちょうどいい。
1650円(ロースターソックス×ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)
ブランド名の“ロースター”とは、野球用語で1軍登録の意味。その言葉を実証する、快適性とデザイン性が魅力のジャパンメイド。締めつけ感のほどよいリブ編みで、ソフトな足入れ。踵とつま先をやや肉厚にし、足が優しく包み込まれているような履き心地を体感できる。ややレベルの高いビビットカラーのアイテムも、足元のワンポイントなら抵抗感も少ない。簡単にアカ抜ける、ファッショニスタの定番テクニックをこの1足で!
●コロネット(ガリア)
TEL:03-5216-6521
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ニューバランスジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-7120
●ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
TEL:03-6212-1500
●マッキントッシュ青山店
TEL:03-6418-5711
●八木通商
TEL:03-6809-2183
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text :Ryuto Senoo