ドッと汗が噴き出てくるような暑苦しさが続いた今週。でもこれからはもっと、暑くなる!? だから、夏コーデは見た目からして爽やかなものにするのが正解。気分も爽快になるから、おすすめ!
そろそろ、休日は海に遊びに行きたい気分が高まってきたのでは? そうなると、やはり着たくなってくるのが、海にお似合いのマリンスタイル。でも、アメカジ好きにとっては、爽やかではあるけれど、このコンサバ感が少々自分らしくないと感じる人も。であれば、いい方法があります。やり方はいたって簡単。というのも、ボーダーTもジャケットもショーツも、ぜ~んぶまとめて黒でまとめてしまえばいいから。これによって、爽やかさがウリのバスクシャツにもぐっと都会的なモダンさが光り、膝小僧の見えるショーツだって精悍に見える。爽快さにスタイリッシュ感がプラスされて、かなり大人っぽく仕上がるってワケ。ずばり、この夏は“ブラックマリン”がキーワード。ただ、黒使いにも気を付けたいことが。それが、同じ黒でも素材感を変えて合わせるってこと。大人にとって黒はいいことだらけなんだけど、一方、黒でまとめるとのっぺり平坦に見えてしまうのが玉にキズ。だから、素材を変えて立体的に見せるっていうのが黒使いでは重要なテク。たとえば、ジャケットはコットンではなくナイロン素材にしてみるとかね。もちろん、これが逆にショーツでもOK。爽やかさばかりが注目されがちな夏だけど、こんなふうにひと工夫してみたら、青く輝く海の前で、とびきりお洒落なマリンルックを見せられちゃいます!
ナイロンジャケット4万480円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、Tシャツ1万8700円(エム トリコ バイ モウショッフェ)、ショーツ2万7500円(ストックホルム サーフボード クラブ/エドストローム オフィス)、バケットハット6600円(トラディショナル ウェザーウェア/トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店)、サングラス4万5100円(モスコット/モスコット トウキョウ)、メッシュサンダル1万5400円(マリブサンダルス/スティーブン アラン フタコタマガワ)
夏を快適に過ごさせてくれる素材はいろいろあれど、シアサッカーにトライしたことはあるだろうか。もしかして、ドレッシーな印象ゆえに敬遠している人もいるのでは? というのも、シアサッカーってテイラードジャケットに使われることが多いから、普段のカジュアルに取り入れるのは難しいと思われがち。でも、だからこそうまく取り入れるとカジュアルがぐっと格上に見える効果があるので、是非大人にはトライしてほしいアイテムなのだ。さらに、そんな期待に応えるように、テイラードジャケットではないシアサッカーアイテムも多く登場中。たとえば、このコーデに合わせた〈トラディショナル ウェザーウェア〉はシアサッカー素材のトラッカージャケット。これなら涼しげかつ大人なんだけど、ドレスな印象は薄まるので取り入れやすい。さらにこれをショーツ合わせでこなしてあげれば、より休日らしいリラックス感が出るし、初夏の爽やかさもアップ。むしろ、ショーツの露出もシアサッカーの大人感のおかげで小僧っぽく見えないのが嬉しい。ここで選んだのはリネンのショーツなので、涼しげ素材のW使いで清涼感もひとしおだ。インナーも、こんな陽気なカラーTだって大人見え。と、なにかと大人の夏カジュアルにイイコトづくしのシアサッカー。まずはこんなカジュアルなタイプのアイテムから取り入れてみてはどうだろう?
シアサッカージャケット2万3100円(トラディショナル ウェザーウェア/トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店)、Tシャツ7150円、ソックス1650円(以上サタデーズ ニューヨークシティ)、リネンショーツ3万1900円(ロンハーマン)、サングラス4万5100円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー3万1900円(オートリー/トヨダトレーディング プレスルーム)
梅雨の時期の気分を上げるなら、軽快でスポーティなコーデで過ごすというのもひとつの手。こういった格好は、実用的であるのも魅力。この時期であれば、それに撥水加工の施してあるアイテムで身を固めるっていうのがおすすめ。たとえば、シャカシャカパーカやショーツ、突然の雨にもあたふたしないで済むように、スニーカーだって防水性があるほうがいい。今どきは防水性が高いといっても、通気性だって万全。だから、暑苦しくなることもない。で、こんなとき、きっと精悍な黒やグレーをチョイスしちゃうと思うけど、それだと見た目に重苦しくなるのはご存知のとおり。ここは、ストイックな印象というよりは、ブルーで爽やかさを印象づけたほうが気分アップに貢献できる。ということで、今回はブルーのワントーンでまとめて、引き締め効果に黒を使ってみた。スポーティスタイルをワントーンでまとめるとき、ポイントとなるのは色の濃淡をどう使いわけるか。簡単に言うと、逆三角形をイメージしてほしい。なので、上が淡く、下を濃い色にするとバランスがよくなるし、体格もよく見える。これは、いろんなコーデに使えるので覚えておくといいかも。洒落感を出すなら、パーカをタイダイにするなど、流行りの柄をアクセントにするのもまわりと差が出るコツ。どう? これなら、ジメジメの梅雨だって爽快に過ごせるでしょ!
タイダイパーカ5万3900円(デュノ/トヨダトレーディング プレスルーム)、Tシャツ7150円、ショートパンツ1万5400円(以上サタデーズ ニューヨークシティ)、サングラス1万8700円(アイヴォル/アイヴォル トウキョウ ストア)、キャップ9680円(キャル オー ライン×カブー/ユナイト ナイン)、ストラップ1万1000円(ニュー ライフ プロジェクト/にしのや)、スニーカー2万680円(オン/オン・ジャパン)
夏の爽やかさ出しの定番といえば、そう、ブルーカラーを使うこと。もちろんそれもいいけど、まわりと被る確率も高い。ということで、今回は脱・ブルーでも爽やかコーデが作れるという話。で、その解決方法の正解を先に言ってしまうと、ストライプをコーデに入れるということ。ご存知のとおり、ストライプは爽やかですっきり見える。そのうえ品も感じるから、特に大人にはうってつけってわけ。今回選んだストライプは、少々太めのライン。というのも、細いとビジネスチックに見えてしまうからだ。カジュアルスタイルの場合、ヘタに上品すぎるというのもチグハグ感が出てきてしまうのでご注意を。今回のようにボトムがショーツのときは、少々太めのストライプを合わせたほうがカジュアル感のバランスが取れて馴染みやすい。次に色の話。こちらはミントグリーン。爽やかながら、ブルーよりもナチュラルで落ち着いた印象になるのが特徴。しかも、このところのグリーン人気もあって、今どきっぽく仕上がるのもいいところ。夏なら、こういった涼しげなミントっぽいグリーンを選ぶのがおすすめ。ちなみに、洒落たLAスタイルを目指すなら、このストライプシャツも半袖ではなく長袖タイプにして、袖を捲り上げるっていうのがかっこいい。大人っぽい雰囲気にもなるから、是非、ショーツに長袖シャツの組み合わせで着こなしてみて!
シャツ1万9800円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、Tシャツ7150円、キャップ5500円(以上アーモンド/トライオン)、ショートパンツ1万5400円(サタデーズ ニューヨークシティ)、サングラス4万6200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー3万1900円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●エム トリコ バイ モウショッフェ
TEL:050-5218-3859
●スティーブン アラン フタコタマガワ
TEL:03-5491-7511
●トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店
TEL:03-6810-0388
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●アイヴォル トウキョウ ストア
TEL:03-6427-3677
●オン・ジャパン
TEL:050-3196-4189
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●にしのや
TEL:03-6434-0983
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●トライオン
TEL:03-4485-0051
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa、Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税込み価格です