街で着るアロハシャツは渋色でモダンな柄に限る!
この夏、数々のアイテムが出揃ったアロハシャツ。このご時世に、あのリラックス感と開放感は嬉しいが、街で着るには浮かれて見えがち。解決策は色と柄の選び方。たとえば、こんな渋色のモダンな柄はどう?
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今シーズン、人気のブランドからも続々リリースされているアロハシャツ。おいそれと南の島へと飛び立てないご時世、“リゾートへ行った気分”になれるアロハは一服の清涼剤。遠くに行くことは叶わずとも、ちょっとしたお出かけで、開放的な気持ちを味わえるはず。だがしかし、だ。きっと誰もが不安を覚えるのが「ひと昔前の浮かれた観光客に見えないか?」問題。その躊躇、よ〜くわかる。
ショップでパッと目を引かれて手に取って、鏡の前でカラダに当てて考える、「これ、買ったら、本当に普段着るだろうか?」。しかしながら、ここで尻ごみするのはもったいない。こんなストレスフルなときだからこそ、気楽に着られて、気分をリフレッシュできるアイテムは重宝する。しかも、この夏はたくさんのタイプが出揃っているから、くまなく探せば大人にふさわしい1枚が見つかるはず。で、その選び方のポイント。まずはいかにもアロハなあざやかなカラーはパスして、渋色や褪せ色を。さらに写実的で派手な柄を避け、洒脱なニュアンスなものを選ぶこと。これなら、街で着ても浮くことなく映えるはず。
で、そんなアロハシャツが簡単に見つかるかって? ならば、〈ヌーディージーンズ〉のコチラを見て。ピンクやイエローといっても派手さはなく、大人にもしっくり馴染むサンセットカラー。柄は、コーディネートの主役も張れる大胆なリーフ柄だが、北欧発ブランドならではのモダンなテイストが加わることで、ツーリスト感を一気に払拭。ゆるりと心地よい潮っぽさを漂わせながら、街でも映える仕上がりとなっている。しかも、フォルムはゆったりとしたボックスシルエットで今っぽさを底上げ。1枚で着るのはもちろん、Tシャツの上に羽織っても軽快に決まること請け合い。これなら、安心して開放感を味わえるはず!
シワになりにくい、リヨセル100%。微光沢感があり、とろりと柔らかな仕上がり。大人の色気をさりげに醸すピンクと、レトロな味出しのイエローのラインナップ。インドの工場で、生活賃金を保障して作られたサスティナブルなアイテム。各1万8000円(以上ヌーディージーンズ/ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店)
●ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店
TEL:03-5772-0770
雑誌『Safari』8月号 P201掲載
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