男の所有欲をかき立てる都会的なウエアラブルデバイス!
スマートウォッチにスマートリング、ウエアラブル端末が続々登場しているけど、いまひとつ食指が動かなかった人も多いよう。でも、あの〈サンローラン〉からウエアラブルのバックパックが登場。こんなデバイスなら、ムクムクと所有欲が湧いてこない?
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SAINT LAURENT
友人の手元を見ると時計がスマートウォッチに、なんてことがありません? さらにはスマートグラスやスマートリングなども登場し、身につけて使えるウエアラブルデバイスの普及はますます高まる傾向。便利な機能がいろいろってことは、よ〜くわかっているけれど、イマイチ食指が動かないのはなぜ? その大きな原因は、微妙なデザイン性。実用性ばかりが前面に押し出され、安っぽかったり、風格に欠けたりするものが多いから。近未来的な機能を備えながら、大人の男にふさわしいウエアラブルデバイスってないものか……?
で、そんな大人が満足するアイテムが、〈サンローラン〉からお目見え。それが、〈グーグル〉のファッションアイテムをウエアラブルデバイス化するプロジェクト〝ジャカード〞とタッグを組んで生まれた“シティ(Cit -e) バックパック”。見てのとおり、大人が求めるクラス感はバッチリ。しかも、都会的かつシックなルックスだから、カジュアルから上品スタイルまでどんなコーデとも相性抜群。これがウエアラブル端末!? な〜んて逆にいぶかしむようなデザインとなっているわけだが、機能面は未来をしっかり先取り。バックパックの布地に伝導性繊維を織りこむことで、直接スマホに触れることなく操作が可能。付属のUSBのようなタグをバックパックの内側に装着すると、スマホとブルートゥース経由で接続し、連動がスタートする仕組みに。使い方は左のショルダーストラップをスワイプしたり、ダブルタップしたりするだけ。簡単な動作で、音楽の再生や停止、曲のスキップやバック、電話やSNSの着信確認ができ、さらには目的地までの音声アシスト、スマホをタップせずに写真撮影、マップにピンを立てるなど、19の機能を使用できる。これなら、いい大人も思わず食指が動くでしょ!?
伝導性繊維を織りこんだ布地に、レザーをポイントで配することで、カジュアル感とラグジュアリー感を両立。内側にはタブレットを収納するのに適したクッション付きポケットや、ジップ付きポケットを配置し、使い勝手もいい。10万5000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
雑誌『Safari』1月号 P270掲載
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