街にも馴染むハワイアンシャツはシティ柄だからこそ叶う⁉
リゾートではハマるハワイアンシャツも、街では浮足立って見えてしまうことも。夏らしさもあって使えるアイテムだからシーンに馴染むものがあれば、そんな悩みも解消。そこで、ハワイアンシャツ特有の柄を、街に似合う柄に変えたこちらなんてどう?
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SCHOTT
アメカジの定番チェックシャツ。デニムにも合わせやすいトップだし、これを合わせればぐっとカジュアル感が高まるのもいいところ。そんな、チェックシャツと同じノリで使えて、夏らしさも出してくれるのがハワイアンシャツだ。楽しげな雰囲気の柄が全面にちりばめられているから、爽やかな日差しが降り注ぐ真夏にはぴったり。しかし、柄がハイビスカスやヤシの木、波をモチーフにしたものが多く、どうしても南国の要素が強すぎるところが難点。ほんとは、街に行くときだって着たいのに、陽気な雰囲気になりすぎて浮いてしまわないかが悩みの種だったりする。
そこで、見つけてきたのが〈ショット〉のハワイアンシャツ。すでにお気づきの方もいるかと思うが、これはなんとニューヨークグラフィックなのが特徴だ。星条旗や自由の女神、イエローキャブ、ブルックリンブリッジなど、ニューヨークを代表するモチーフが、賑やかにちりばめられている。見た目の雰囲気はハワイアンシャツなのに、ハワイモチーフではなくニューヨークモチーフっていうところが、さすがニューヨーク発のブランド〈ショット〉のアイテム。これなら、過度に潮っぽさを感じさせず街に馴染む着こなしにもハマるはずだ。また、街に最適なのは柄だけではなく、色合いにもポイントが。地色が黒だとシックで落ち着いた印象にもなるし、モチーフのプリントだってモノトーンだからほどよい骨太感もあって、大人の男でも着こなしやすくなっているというわけ。
これを、彼女と街デートをするときに着たとしよう。シャツだけど堅苦しすぎるわけでもなく、シーンに合わず陽気すぎるわけでもない、ちょうどいい塩梅のこのシャツなら「夏っぽい装いで素敵♡」と思ってもらえるかも。夏に向けて、持っておくべき1枚かと。
小僧と一線を画す高級感のある微光沢と、なめらかな肌触りは素材感からも大人にぴったり。シャツのボタンが、シェル素材というのもこだわりだ。ややゆったりシルエットなので、中にTシャツを合わせて羽織るスタイルにも◎。淡青デニムに合わせて、夏の着こなしを楽しんで。2万円(ショット/ショット グランド ストア トーキョー)
●ショット グランド ストア トーキョー
TEL:03-3464-1913
雑誌『Safari』6月号 P286掲載
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