【Vol.77】Maison Francis Kurkdjian[メゾン フランシス クルジャン]
究極の心地よい安らぎへ導く“空と海の青をつなぐ”傑作 ライム、クールミント、ブラックカラントを調香した、爽やかでアクセントのあるトップノートが印象的。さらにミモザブロッサムとムスクが加わり、優しい印象を与える、フルーティで清々しい繊細な大人の香りになっている。20…
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究極の心地よい安らぎへ導く“空と海の青をつなぐ”傑作
ライム、クールミント、ブラックカラントを調香した、爽やかでアクセントのあるトップノートが印象的。さらにミモザブロッサムとムスクが加わり、優しい印象を与える、フルーティで清々しい繊細な大人の香りになっている。200㎖3万4500円(メゾン フランシス クルジャン/ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部)
内観することで誕生した清々しい新作!
仏高級フレグランスメゾン〈メゾンフランシス クルジャン〉から、新作“アクア セレスティア オードトワレ”が誕生した。地球上の生命に欠かせない要素のひとつ“水”の清々しさを表現した1本。それを生み出した過程を、来日したメゾンの創業者で、調香師でもあるフランシス・クルジャンに聞いた。
「清涼感についてこれまでと違ったアプローチをしたいと、誕生したのがこの新作です。新しいものを作るときには、ある意味で今までの作品を否定する。そして、今の自分ならもっと違うことができるのではと、新作を生み出しています」
インスピレーションの源に関しては「今、世界でなにが起きているかという現代社会に対してのポジティブな面を表現したいと考え、頭の中に香りのイメージが浮かびます。そして、それを再現するために最適な香料を選ぶ。メゾンらしい香りというよりは、毎回そのフレグランスの個性が出ているので、今回も仕上がりを楽しんでもらいたいです」と語った。
Francis Kurkdjian[フランシス・クルジャン]
1969年、フランス・パリ生まれ。25歳で自身初のフレグランス“ル マル”を調香し、大ヒットさせる。その後も多くの香りを手掛け、2009年に自身の名を冠し、パリにブティックをオープンさせた。
雑誌『Safari』4月号 P268掲載