名作が新たな息吹で生まれ変わる!? 〈ヴァンズ〉の新しいシリーズとは?
“スリッポン”や“オーセンティック”など、’70年代に西海岸のスケーターたちに愛されて、日本でも人気に火がついた〈ヴァンズ〉の名作スニーカー。これらのデザインを生かしつつ、履き心地を向上させたシリーズが新登場!
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名車というのは、いつ見ても格好いい。たとえば、〈ランボルギーニ〉カウンタック。今、50代の人の少年時代に訪れたスーパーカーブームにおいて、ブームの象徴であり、絶対的なセンターだった、あのクルマ。語り継がれる名車だから、50代より若い世代でも知っているだろうけど、とにかくみんなが憧れた。
カウンタックの誕生は、1974年。それから50年後、ハイブリッドのリミテッドシリーズとしてカウンタックLPI 800-4が登場。カウンタック伝統のスタイルを踏襲しつつ、最新のパフォーマンスを手に入れたモデルだ。残念ながら限定車なので、今はもう買えないが……。そんなカウンタックの生みの親、デザイナーのマルチェロ・ガンディーニが、先頃他界したが、デザインのDNAは今後も継承されていくのだろう。
ところで、スニーカーにも名作がある。〈ヴァンズ〉でいうと、“スリッポン”や“オーセンティック”や“オールドスクール”。’70年代後半に誕生した名品だ。これらのスニーカーは、〈ヴァンズ〉の定番として今も作られ、いわばロングセラーだ。そんな普遍的な人気を誇るクラシックモデルも魅力的なのだが、これらのヴィンテージデザインを再現しながら、快適な履き心地を両立したシリーズが〈ヴァンズ〉から新登場。
“ヴァンズ プレミアムクラシックス”と名づけられたこのシリーズは、高品質な8ozキャンバス素材を使用し、〈ヴァンズ〉USAのオリジナル工場で生産されていた仕様を再現。’70年代、’80年代に愛された名作のアイコニックなデザインは生かしつつ、新しい高反発ポリウレタンフォーム“VANS SOLA FOAM ADCインソール”を搭載することなどで、履き心地を大幅に向上させている。名車にも通ずるもので、オリジナルもいいが、現代版もいい。さあ、あなたはどちらを選ぶ?
右は“スリッポン”をベースに、短めのバンプなどオリジナルディテールを再現。左は“オーセンティック”がベース。アーカイブデザインであるヒールストリップのステッチングを採用している。右:プレミアム スリッポン98。1万1000円 左:プレミアム オーセンティック44。1万1000円(以上ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
●ヴァンズ ジャパン
TEL:0120-994-250
雑誌『Safari』6月号 P268掲載
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