満を持して復刻を果たした、立体裁断デニムの先駆者的モデル!
〈ジースター〉といえば、解剖学と建築的発想をデニム作りに落とし込んだ先駆者的ブランド。その挑戦者魂でデニムの歴史に新たな1ページを刻んだ名作が復刻された。またひとつ永久定番にしたいデニムが増えたかも!?
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G-STAR ARCHETYPES
アンティークフェード加工を施した“ブラックマーブル(左)”と“シャドウナイト(右)”。半永久的なシワ加工が、構築的シルエットを印象的に引き立てる。着脱可能なデニムストラップは、ベルトループのアクセントに。8月以降発売予定。各5万6000円(ジースターアーキタイプス/ジースター インターナショナル)
名作の復刻が話題になることが多い昨今。たとえば、レトロな丸目デザインはそのままに扱いやすいオートマチック車になった“ランクル70”や、往年の名車“Z1”の魂を受け継ぐスポーツバイク“Z900RS”などがまさにそれ。かつて憧れた人には懐かしく、リアルタイムで知らない世代には新鮮に映る。しかも単なる懐古ではなく、その魅力を再発見できるという意味で、復刻には特別な価値がある。
そんな嬉しい再発見をデニムでさせてくれそうなのが〈ジースター〉の“アーク3Dテイパード”だ。約15年前に誕生したオリジナルは、“建築的アートとしてのデニム”というコンセプトで開発されたアイコンモデル。その特徴は、欧州の建築物から着想を得た立体的な構造美にある。人体の動きに合わせてねじれるように設計された独自のパターンは、平面的なデニムとは一線を画す存在感。当時は、その前衛的なシルエットに驚かされた人も多かったはず。今回の復刻版は、オリジナルの思想を受け継ぎながら当時のデザインに忠実なスリムテイパードシルエットを採用。深めの股上とゆとりのある腰まわりから、裾に向かって大胆に絞り込まれるシルエットだ。
さらに魅力的なのは、見た目と穿き心地のギャップ。エッジの効いたデザインながら動きやすい立体裁断で、ストレスのないフィット感を実現している。選択肢も豊富で、生デニムやブラックデニムを採用し、リジッドからフェード加工まで幅広い表情を展開。穿く人のスタイルに寄り添う選択肢が揃う。こうした名作が色褪せないのは、単なるノスタルジーではなく、本質的な魅力があるから。今作もまた、そのことを再発見できる1本といえそうだ。もっとも久しぶりに穿いてみたら懐かしいというより、こんなに進化したのかと驚かされるかも!?
●ジースター インターナショナル
TEL:03-6890-5620
※『Safari』9月号202ページ掲載
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