【アーロン・テイラー=ジョンソン】仕事も順調、家庭も円満で、ファッションは洒脱! 今、最も世界から求められている男!
甘いマスクに、惚れ惚れするような肉体を持つアーロン。外見だけでなく、実力も確かで、ジャンル問わず様々な役に憑依し、いまやハリウッド屈指の演技派俳優との呼び声も高い。そんな彼の最新の仕事とファッションに迫る!
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- 今月のシャイニングスター! vol.9
[アーロン・テイラー=ジョンソン]Aaron Taylor- Johnson
●本名:アーロン・テイラー=ジョンソン
●生年月日:1990年6月13日
●出生地:イングランド・バッキンガムシャー
●国籍:イギリス
●職業:俳優
俳優なら誰もが一度は憧れる某スパイ役をやるのやらないのと、少し前からアーロン・テイラー=ジョンソンのまわりがざわついている。真偽はさておき、そんな噂が立つのはアクションする姿も格好よく、スリルの世界が似合うスター俳優へとアーロンが成長したから。『キック・アス』の頃はヒーローに憧れるへなちょこ少年だったのに……と、その変貌ぶりに思わず目を細めたくもなる。
主演最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』も、34歳となってますます脂が乗るアーロン・テイラー=ジョンソンの現在を物語る1作となった。演じるクレイヴンはいわゆるヴィランで、強靭な肉体と野獣のごときパワーの持ち主。“獲物”を仕留めるためには手段を選ばない彼の残酷で切ない誕生譚が、強烈なバイオレンス描写とともに描かれる。複雑な家庭環境に育ち、有害な父親の影響から逃れられずヴィランと化したクレイヴンは、アーロンを大いに悩ませる役だったようだ。
「アクションシーンが多く、肉体的にきつかった。2階建てバスに衝突したり、ヘリコプターにぶら下がってテムズ川の水面を引きずられたり、猛吹雪の中を駆けたりしてね。過酷だったけど、アクションはクレイヴンの一部。だから、スタントマンと同じように、自分でやることが重要だった。僕の全身がクレイヴンだと、観客に信じてもらいたかったんだ」
トレーニングで17㎏近くの筋肉をつけ、スタントコーディネーターたちと密に連携しながらアクションを構築。その献身と成果が劇中では存分に見られる。ちなみに、前作『フォールガイ』では“スタントをやらないアクション映画スター”を絶妙に情けなく演じていたアーロンだが、やはり彼自身は役と違って男前。某スパイとなった暁にも渾身のアクションを見せてくれること間違いなしなので……、本当にやってくれないかな。
色気あふれる、洗練されたレザーブルゾンの装い!
デニムジャケットやワークブルゾンなどの男らしいアイテムを好むアーロン。特に革ジャン姿が多くスナップされている。足元は英国人らしくサイドゴアブーツが基本。パンツはダークトーンのデニムやスラックスを合わせ、上品にまとめるのが彼のスタイル。理想的な大人レザーの着こなしをチェック!
23歳年上の妻サムと〈シャネル〉主催のアカデミー賞前夜祭に。ダブルの味ありライダースをパーティスタイルに昇華させた男気スタイル!
こげ茶スウェードをブラックデニムに合わせ、都会的な洗練された雰囲気
男らしさ満点のムートンジャケット。ほかは黒で統一して
新作『クレイヴン・ザ・ハンター』のフォトコールにて。紺スウェードをテイラードジャケット代わりに羽織る
レザーシャツは胸元見せでヌケ感をプラス!
アクションスキルも演技力もピカイチ!
子役として活躍した後、『キック・アス』などで注目される。以降、『アンナ・カレーニナ』、『GODZILLA ゴジラ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などに出演。トム・フォード監督の『ノクターナル・アニマルズ』ではゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いた。妻は、映画監督のサム・テイラー=ジョンソン。
『クレイヴン・ザ・ハンター』
マーベル史上最も過激なヴィランを熱演!
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裏社会を支配する父親の下で育ったセルゲイ(テイラー=ジョンソン)はある日、ライオンに襲われて生死をさまよう。その壮絶な出来事を境に、彼は百獣の王の力を持つ“クレイヴン・ザ・ハンター”へと覚醒していき……。マーベルコミックの人気ヴィラン誕生譚を映画化。●全国公開中
『ブレット・ トレイン』
アクション映画でブラピとバトル!
伊坂幸太郎のミステリー小説を原作に、東京発・京都行きの新幹線に乗り合わせた殺し屋たちのバトルが展開。短気で反抗的な殺し屋タンジェリンをアーロンが演じ、壮絶アクションを披露。日本公開時には主演のブラッド・ピット共々プロモーション来日を果たした。
雑誌『Safari』2月号 P24〜25掲載
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photo by AFLO