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CULTURE カルチャー

2024.05.30


小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!

〈ザ・リッツ・カールトン東京〉の45階に、2024年1月29日にオープンした〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ(Héritage by Kei Kobayashi)〉。伝統的な正統派フランス料理を現代風にアップデートしたコース料理が、高層階からの眺めとともに楽しめる。

小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!深い紫色が印象的な店内。ランチ1万1800~3万6000円、ディナー2万4800円、3万6000円

〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉は、料理の監修だけではなく、食材や器、空間演出に至るまで店舗全体の監修を、パリで活躍する、フレンチミシュラン3つ星の小林 圭シェフが手掛けた東京初の店舗。

店名にある“Héritage”(仏語で遺産、継承の意)には、世界に通じる料理としてフランス人が創り出した“遺産=フランス料理”を次の世代へ繋ぐ者として、人々にフランス料理に興味を持っていただくきっかけの場になればという小林さんの思いが込められている。

料理長の村島輝樹さんは2023年8月から小林さんとタッグを組み、伝統的な正統派フランス料理を現代風にアップデートしながら次世代へ継承させるべく、小林さんが演出する料理の世界観を表現する。

ランチとディナーのコース料理は、季節や食材によって料理の内容も日々変わる。取材時のディナーコース(5皿)より数品と、ペアリングのワインをいくつか紹介していこう。なお、“ワインペアリング4種”(1万4000円)の内容も、当日の料理、そして天候などによって内容が変わる。ソムリエに好みを伝えれば、それも加味して提案してくれる。

まず、乾杯のシャンパーニュは数種の中から“R&L ルグラ ブランドブラン グラン クリュ(NV R&L Legras Blanc de Blancs Grand Cru)”(4000円/グラス)をセレクト。マグナムボトルから注がれる繊細な泡を眺めてから、彼女と乾杯。千葉・銚子産の蛤の香草パン粉焼きや、ワサビのシャーベットなど、初夏を感じさせる3種のアミューズとぴったりだ。

ちなみに、プリントされたメニューはない。スタッフが料理を運んでくれるたびに、食材や調理法、料理に秘められた思いなどを伝えてくれる。

最初の料理はカップに注がれる“牛コンソメスープ ポルト酒の香り”から。濃厚かつ切れのあるコンソメスープのなかに正統派フランス料理をベースにアップデイトするという姿勢を感じる。続く、“黒アワビのタルタル仕立て レモンの泡とブラックオリーブのクランブル”はレモンの泡とエディブルフラワーが美しいひと皿。

小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!コースより、“黒アワビのタルタル仕立て レモンの泡とブラックオリーブのクランブル”

小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!テーブルに供されてから、ブラックオリーブのクランブルをスタッフがかけて仕上げる

“黒アワビのタルタル仕立て レモンの泡とブラックオリーブのクランブル”は、泡と下に潜む黒アワビやソースなど全体をよく混ぜて味わうようにと促される。これもまた楽しい。

ワインは、淡いサーモンピンクのフランス・コート・ド・プロバンスの“シャトー セントマルガリート ファンタスティック ロゼ 2022(2022 Château Sainte Marguerite Fantastique Rosé)”。ほんのりと果皮の苦みを感じる辛口のロゼは、ほのかにレモンの香りをまとった黒アワビやブラックオリーブとマッチする。一緒に味わいながら初夏のプロバンスに思いを馳せる。

小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!コースより、“ロワール産ホワイトアスパラガス ブラッドオレンジのサバイヨンソース”

続く“ロワール産ホワイトアスパラガス ブラッドオレンジのサバイヨンソース”には、仏・ロワール産の白ワイン“ドメーヌ ヴァンサン ピナール サンセール フロレス2021(2021 Domaine Vincent Pinard, Sancerre Florès)”を。

また、ワインペアリングだけでなく、“ノンアルコールペアリング”(4杯、5000円)も興味深い。この日は、ホテルオリジナルの“高知県産 自家栽培柑橘100%ジュース ブラッドオレンジ”や、青森県産リンゴジュースとザ・リッツ・カールトン ジンジャーエールを使ったノンアルコールカクテルなどが出された。

小林圭シェフが監修する〈エリタージュ バイ ケイ コバヤシ〉で、フレンチと高層階からの眺めを満喫!コースより、デザート“メレンゲと柑橘のヴァシュラン”

この後に、徳島県産の鰆、熊本県産の黒毛和牛をメイン食材にした2皿が供され、デザートで締め。

彼女とともにレストランに足を踏み入れた瞬間から、あらゆるものがゲストの興味を掻き立てるきっかけとなり、“視覚”“聴覚”“触覚”“嗅覚”“味覚”に“情報”を加えた“六感”すべてで堪能する、最高の食事と時間となる。

さらに、ディナータイムは都会のきらめく夜景が彼女との食事を盛り上げ、思い出深い夜を彼女と過ごすことができる。 

 

 
Information

●エリタージュ バイ ケイ コバヤシ(Héritage by Kei Kobayashi)
住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ザ・リッツ・カールトン東京45F
営業時間:ランチ12:00~16:00(13:30LO)、ディナー18:00~22:30(20:00LO)
定休日:火・水曜
TEL:03-6434-8711(レストラン予約)
URL:https://www.heritagebykei.com/ja
予約サイト:https://www.tablecheck.com/shops/heritage-by-kei-kobayashi/reserve
※サービス料込み

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取材&文=はまだふくこ text : Fukuko Hamada
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。
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