【Spotifyで聴ける】空の旅におすすめの曲
旅には、高揚感と哀愁が入り混じる。そんなときに聴きたい曲は、どちらの気持ちもわかってくれるゆったりしながらも爽快感もある、そんな曲がいいのかもしれない!?
メキシコ太平洋岸のリゾート地、プエルト・バヤルタにて。ブラピの手には〈マーシャル〉の小型スピーカー!
次の「イージー」は、肩の力を抜いてまさに“イージーに”という想いを込めて。「ダニエル」は、親愛なる人が飛行機で旅立っていくシーンを描いた曲。寂しさもありつつ、次への期待を感じたいなと。「クローサー」は、仕事を忘れて、カクテルグラスを傾けながら聴きたい爽やかな曲。MVにも飛行機が登場するので、そのイメージも重なります。
「アイ・ソウト・イット・ワズ・ユー」はダンサブルで高揚感があって旅には必ず持っていく常備曲。次の「ネバー・ゴナ・ビー・アローン」はチルさせてくれる新曲。
7曲めは「スペイス・オディティ」。この曲は、いまだに脳裏に焼きついているイメージがあって。高校生くらいだったかな、飛行機でアメリカを横断していたときに、砂漠のなにもないところに、僕が乗っている飛行機の影だけが眼下に見えている。そのときに飛行機の中のセットリストで偶然流れてきたという奇跡的な瞬間を強烈に覚えています。
次は「ツー・マンス・オフ」。つまり“2カ月のバケーション”ですね(笑)。「アディクテッド・トゥ・ア・メモリー」はゆったりスタートして、緩急があるドラマチックな曲。旅にはハラハラドキドキが必要ですからね(笑)。
最後の「オーディナリー・ピープル」はメランコリックだけど、ポジティブな感じが旅の雰囲気に合うかな。旅って少し感傷に浸る部分もあるのかなと。「アディクテッド~」で盛り上がった気持ちをこの曲でもう一度落ち着かせて、着陸。そして、また1曲めに戻って離陸って感じですかね(笑)。
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」人気ナビゲーター。今行きたいのはモルディブ。超個人的旅先プレイリストは、誰も知らないマニアックな曲が多いとか。
[デヴィッド・ボウイ]
1967年のデビュー以降、その音楽性をカメレオンのように変えながらも、常にシーンのトップを走り続ける。『ジギー・スターダスト』(1972年)やナイル・ロジャースとの共同プロデュースで自身最大のヒット作『レッツ・ダンス』(1983年)など、名盤多数。2016年、69歳で亡くなる2日前に最後のアルバム『ブラックスター』を発売。
「スペイス・オディティ」収録アルバム
『スペイス・オディティ』
1969年発売。前年に公開された映画『2001年宇宙の旅』をモチーフに制作。1曲めに収録された表題曲がBBCのアポロ11号の月面着陸の特番でテーマ曲代わりに使われたりした。
雑誌『Safari』10月号 P185掲載
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