まさか! 近頃お洒落セレブは “パジャマシャツ”を外出使い!?
スウェットパンツに代表されるように、このところの人気は“肩の力を抜いて着られる服”。不安やストレスの多い世の中だから、せめて着るものくらいは楽ちんに……ということなのかも。そんな背景もあり(?)、なんと“パジャマシャツ”でお出かけするセレブもチラホラ。本物のパジャマの場合もあれば、“パジャマ風”の場合もあるけど、共通するのは“薄手の生地、開襟、襟から前立てにかけてのパイピング処理”。ファッションの世界ではすでにパジャマシャツが話題になっていたものの、実際に街で見るとかなり新鮮!?
パジャマというと「え?」と思うかもしれないが、これが意外にリラックス感たっぷりでいい感じ。お洒落セレブのクリス・パインもさっそく取り入れているほどで、これからの季節にかなり使えそう!で、こちらがクリスのパジャマシャツコーデ。細かい柄の入ったパジャマシャツの胸元をガバッと開けて、ボトムには短丈ショーツとエスパドリーユ。肌見せ面積を多めにした、LAらしいカジュアルスタイルだ。こんな感じでゆる~く着こなすのが、パジャマシャツ攻略の正解といえそう。クリスはショーツとラフに合わせているけど、太めのシェフパンツなどとも相性がいいはず。
ちなみに、愛用セレブはクリスだけにあらず。同じく洒落者セレブのパトリック・シュワルツェネッガー(シュワちゃん2世ね)も、ご覧のように街で着用する姿が目撃されている。彼の場合は、パジャマシャツをセットアップで活用。こういった使い方だと「寝巻き感が強調される?」と思うかもしれないけど、爽やかで上品なストライプ柄なら、それなりにお洒落に見えてくるから不思議。「おお、これは確かに新鮮」と思った人は、クリスやパトリックをお手本に、いつもの着こなしのアクセントとして活用してみてはいかが?
DOPPIAA
シャンブレー地パジャマシャツ3万7400円(ドッピア アー/コロネット)
まるでドレスシャツ!
薄手のシャンブレー生地を使い、襟から前立て、ポケット部分にパイピング処理を施したパジャマシャツ。ラウンドした襟のカッティングなども確かにパジャマ風だが、テイラーリングの技術を取り入れた丁寧な仕立ては、まるでドレスシャツのよう。アウター使いはもちろん、ジャケットのインに合わせるのもよさそう。
SATURDAYS NYC
ショートスリーブパジャマシャツ2万900円(サタデーズ ニューヨークシティ)
デザインと素材感!
コットンにレーヨンを混紡することで、サラリと爽やかな着心地を出した半袖オープンカラーシャツ。襟から前立て、ポケット、袖に同系色のパイピングを施し、背中にはピンクの手書き風ロゴをあしらった。丸みを帯びた襟にレトロ感が漂って、ワークシャツやボーリングシャツのような雰囲気も感じさせる。涼しげな淡い色合いも絶妙。
EQUIPMEN
パジャマシャツ5万600円(エキップモン/サザビーリーグ)
お洒落度をアップ!
縮緬(ちりめん)状のシボを出した美しいシルク生地を使用。ジオメトリックな柄を配してユニークかつエレガントに仕立てた1枚がコチラ。開襟のままならパジャマ風のリラックスした雰囲気だが、首元のボタンをとめればドレッシーな印象にも。フランスの老舗シャツブランドらしい上品さと遊び心を感じさせてくれる。
SLEEPY JONES
パジャマシャツ(パンツセット)各2万7500円(以上スリーピージョーンズ/モットハウス・トーキョー)
そのまま出かけてもよし!
NY発の人気パジャマブランドによる1枚。部屋着としても、外出着としても着られるようにデザインされており、パンツとのセットアップで販売されているのが大きな特徴。ソフトで肌触りのいいコットン素材を使用し、パイピング処理も非常に丁寧。動きやすさと上品さを兼ね備えた絶妙な作りで、まさにオールラウンドに活躍してくれる。
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●コロネット
TEL:03-5216-6521
●モットハウス・トーキョー
TEL:03-6325-2593
photo : Kouki Marueki(BOIL)styling : Masahiro Enomoto(remix) text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)
※2021年4月1日より、商品価格はすべて消費税込みとなっています。