Hugh Jackman [ヒュー・ジャックマン]
ボトムに選んでいるのはリブパンツ。寒いNYだからしっかり肉厚ダウンを着込みつつ、リブパンツ&スニーカーでアクティブにこなしている。全身が黒系のトーンなのだけど、よく見ればインナーのニットは明るめのグレーだし、リブパンツも褪せた黒。だからワントーンでもメリハリが出て、都会的な印象に!
Bradley Cooper[ブラッドリー・クーパー]
愛犬と一緒のブラッドリーは、ミリカジをスタイリッシュに決め込み、散歩姿も実にスマート。MA-1やカーゴパンツをダークトーンでまとめ、シルエットは細身を選んでおくとたくましさがキープできる。さらにロゴTなどキャラ出しを意識しておくと、ミリヲタに見えないワイルドコーデが完成しますよ!
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
見てのとおり、犬の散歩ついでにカフェでテイクアウト……というシーンで、いうなれば完全にワンマイルのご近所スタイル。スウェットの上下も、あえてパープルを選んでいるからこその外着感がある。これが黒やグレーだったら、あまりに普通すぎて手抜きっぽく見えるかも。しかもオーリー、スウェットパーカの下にちゃんとイエローのシャツを着ていて、彼らしいあざやかな色合わせをチラ見せしている。このあたりのサジ加減もさすが!
Nick Jonas [ニック・ジョナス]
愛犬の散歩中とはいえ、大人らしく都会的なネイビーでまとめた上品スタイルを見せたニック。このコーデのポイントと言えば、ワントーンであるが、これをのっぺりしないように上手にこなしているところが彼のすごいところ。ジャケットは艶だし素材で、インは薄手のダウンジャケットで立体感増し。ボトムは、ダメージ&リペア加工でエッジを効かせ、足元は白。かなり考えられている、お手本のような完璧ワントーンコーデだ。
Kit Harrington [キット・ハリントン]
英TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でブレイクしたキット。ファッション好きには、かつて〈ジミー チュウ〉初のメンズフレグランスのキャンペーンモデルとしても記憶に残っているのでは? さて、そんなキットの着こなしも、シャツジャケットとデニムの組み合わせ。で、彼のセンスが感じられるのは、実はスウェットシャツとデニムパンツ。スウェットは薄ベージュ、パンツは淡青かグレーか判断できないほどの微妙な色を選んでいる。この上下の微妙に違うカラーコーディネートのおかげで、黒のシャツジャケットがさりげなく際立つことに。とはいえ、全体的に落ち着いた大人の雰囲気になっているのは、このニュアンスカラーのおかげだろう。さらにシャツジャケットは、前を開けつつも袖を捲り、さらに襟を立ててこなれ感出し。う~ん、これは演出上手!
Liev Schreiber [リーヴ・シュレイバー]
男らしさに定評のあるカーキ。といっても、彼は重苦しく見えないようにか、明るめではあるが褪せ感のあるカーキをチョイスして、武骨さを表現している。足元はそれに馴染む同トーンのサンドベージュ。で、遊び心を出したのがキャップ。ガラリと違う印象のネイビーを合わせているが、実はカーキとネイビーの相性っていい。これ、応用できるから知っておいて損なし!