【セレブの愛車】艶消し黒〈ダッジ〉に乗る、大物セレブの正体とは?
LAはウエストハリウッドにある“アストロバーガー”にて、つい最近1台の〈ダッジ〉チャレンジャーが目撃された。ボディカラーはマットブラック。いかにもイカツイ雰囲気が漂い、“タダ者じゃない感”がアリアリだが、運転していたのは女性。しかしそのドライバーは、なんと誰もが知る超大物アーティストだった。
さっそくその正体を明かすと、彼女の名前はビリー・アイリッシュ。2020年にグラミー賞主要4部門を独占し大きな話題に。その後も2021年の第63回グラミー賞で、年間最優秀レコード賞と最優秀映像作品楽曲の2冠を達成。さらに4月3日に延期が決定した第64回グラミー賞では、セカンドアルバム『ハピアー・ザン・エヴァー』を引っ提げ、すでに主要3部門を含む合計7部門にノミネートされるなど話題沸騰中。いまや世界で最も影響力がある大物アーティストとして名を馳せている。
Billie Eilish
さて、そんな彼女だが、どうやらこの日は男性の友達と一緒にドライブスルーでハンバーガーとドリンクを調達した様子。それにしても弱冠20歳のビリーが、アメリカを代表するマッスルカーをプライベートで転がすとはさすが。しかもマットブラックの外装も泣かせるポイント。パッと見いかにも精悍で強そうな雰囲気ムンムンだから、「なるほど、彼女のキャラに似合う」と思う人もいれば、一方でまだ若いビリーとのギャップを感じる人も意外と多いかも。そういえば、ジャスティン・ビーバーやカニエ・ウエストなど、多くの名だたるアーティストもこぞってマットカラーの愛車を所有。間違いなくファッション性が高く今イケてるカラーだけに、そのへんに関しては、ビリーも「鼻が利く」といったところだろう。
で、肝心の彼女の愛車なのだが、ボンネットの形状やグリルまわり、フロントのリップスポイラーから判断すると、おそらく〈ダッジ〉チャレンジャーSXT。2019年にはすでにこのクルマに乗っていたことが確認されているから、彼女のチャレンジャーはそれ以前の発売モデルということになる。
クルマ好きならご存知のとおり、〈ダッジ〉チャレンジャーは積まれるエンジンによってグレード分けがなされていて、ビリーの愛車は305馬力を発生する3.6ℓV6エンジンを積むタイプ。もちろんその上には、「マッスルカーといえばV8」のとおり、5.7ℓのヘミV8エンジンや6.4ℓ392ヘミV8エンジンなどの用意もあるが、彼女にとってはそれほどのビッグエンジンは必要なかったのかも。とはいえ、さすがにマットブラックを纏ったチャレンジャーは大迫力のひと言。たとえ大スターの姿が見えなくても、街での存在感はやはり別格!?