Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2021.05.27

【セレブの愛車】
あのスティービー・ワンダーが自らハンドルを握ったSUVとは?

今年5月のカリフォルニア州ウエストハリウッド。そこで、かなりビックリするような光景が目撃された。なんと、ミュージック界のレジェンド、スティービー・ワンダーがクルマの運転席に乗りこみ、自らハンドルを握っていたのだ。ご存知のとおり、スティービーは全盲として知られる存在。そんな彼が運転を楽しむとは、誰だってにわかに信じがたいはず。さらに、それを可能にしたクルマとは一体⁉

ウエストハリウッドのセレブ御用達レストラン“クレイグス”で、妻のトミーカとディナーデートを楽しんだスティービー。店を出た彼らはセキュリティとともに真っ黒なSUVへと乗りこんだ。で、そのクルマが、現在スティービーの愛車である電気自動車〈テスラ〉モデルX。

愛車といっても、これまでの彼は後部座席が定位置。なにしろモデルXは、後部ドアが上へと跳ね上がる“ファルコンウィングドア”を持つ大型SUV。大きな開口部のおかげで目が不自由なスティービーでもルーフに頭をぶつける心配がなく、容易に着席が可能に。さぞかし使い勝手がいいのだろう。

ところが、この日のスティービーは運転席に座ったのだから驚くばかり。なぜ、そんなことができるのか? その理由は、クルマ好きならご存知のとおり、このモデルXが“オートパイロット”という高度運転支援システムを備えているから。

そもそも〈テスラ〉は、自動運転分野では先駆者的な存在。これまでも完全自動運転を目論み、ソフトウエアをアップデイト。機能の拡充に取り組んできた。また、将来に向けた完全自動運転対応機能を提供できる、先進のハードウエアを標準装備しているのも最新の〈テスラ〉車。新車には8台のサラウンドカメラなどを装着。360度の視界と最長250mまで先を視認するといった最先端のセンサー能力を纏っているというのだから、その進化も目覚ましい。

そんな技術の集積もあって、今では目的地を伝えればナビと連動。信号での一時停止やレーンチェンジ、速度調整も自動でやってのけ、クルマを降りるとパークシークモードに。自動で駐車スペースを見つけてクルマをとめるなんてことも可能だという。 

 
とはいえ、運転の一部が自動化されたものの、現実的にはまだドライバーの監視が必要なレベル2。状況を把握し、すぐに運転に復帰できるように、スティービーも準備しておかないといけないはずなのだが……。

そうなると、これまで何度も囁かれてきた“実はスティービーは全盲ではない”という説が俄然気になってくる。以前、NBA界のレジェンド、シャキール・オニールが米TV番組で「彼は目が見えている」と暴露したりしたことも。また、ポール・マッカートニーと共演したライブでは、倒れそうになったマイクスタンドを咄嗟に手で支える姿が映ったYOUTUBE動画が拡散されたりなど、「もしかして?」と思える話題もチラホラ。

まあ、その真偽のほどはまさに闇の中だが、いずれにしてもスティービーが運転席に座れるクルマがあるのは素晴らしいこと。ちなみに今回のシーン以前に、実はスティービーは自動運転機能を試していたよう。そんなこともあり、同乗した妻のトミーカとセキュリティの2人も、安心して乗りこんだようだ。 

 
とにかく、目が不自由なスティービーだって運転席でドライブ気分が楽しめるのは、現在も進化を遂げている自動運転技術のおかげ。ただ楽に移動が可能になるだけでなく、スティービーのようなハンディキャップを持った人にも、運転が楽しめる機会を提供できるのも喜ばしい。満面の笑みを浮かべているスティービーを見ると、やっぱり彼はずっとクルマの運転がしたかったのかも⁉ 

 

 
photo by AFLO
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion
創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!
SPONSORED
2025.12.01

創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!
大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!

1950年にはじまった〈ゴールドウイン〉のヒストリー。その新作スキーウエアコレクションの名前は、創業地にちなんだ“オヤベ”だ。歴史の深みを感じさせ、エイジレスなスタンダードデザインでありながら、機能は最新鋭。素材はもちろん、ひとつひとつの…

TAGS:   Fashion

loading

ページトップへ