旅慣れた人が集まる楽園はココ! Vol.3
セレブがハマる極上ビーチへ!
世界には無数のビーチリゾートがあるけれど、セレブがバカンスで集まってくる場所となると、そのうちのいくつかに限られてくる。セレブはどんな理由で、そこを訪れているのだろうか……。そんなことを探ってみると、バカンス先としての魅力もよ~く見えてくるはずだ。というわけで、今回取り上げるのは、地中海西端に浮かぶ楽園、イビサ島!
- TAGS:
- Celebrity
●イビサ編●
その開放感がたまらないセレブ島“イビサ”!
地中海西部、バレアレス諸島のひとつがイビサ島。大きさはマンハッタン島の約10倍で、すぐ北にあるマヨルカ島に比べても、地図上ではあまり目立たない存在だ。それなのに世界中のセレブや遊び人たちが集まってくるのは、とにかく開放感が格別だから。古くからヨーロッパのヒッピー文化の中心だったこともあり、自由でオープンな精神が根づいている。もちろんビーチの美しさは欧州随一で、豊かな食文化や中世を思わせる街並みも楽しめる。そしてなんといっても、世界の最先端をいくクラブシーンの存在も大きい。のんびり派もアクティブ派も好きなように過ごせる楽園、それがイビサ島。だから世界中からセレブたちがココを目指してやってくるのだ!
01〈カップルでも家族でも仲間とでも楽しい!〉
1:ビーチ大好きなサッカー界の伊達男!
Cristiano Ronaldo [クリスティアーノ・ロナウド]
ロナウドがイビサ島に連れてきたのは、昨年、ロナウドの第4子になる娘を出産したモデルのジョルジーナ・ロドリゲス。2人揃ってストイックな黒のスイムウエアというのが、アスリートのカップルらしい!? 特にロナウドのクラシックな短丈スイムウエアは、鍛えられた肉体美もあって非常に男らしい。今年はトレンドの短丈に挑戦してみては?
2:新婚さんはイビサがお気に入り!
Michael Fassbender [マイケル・ファスベンダー]
映画の共演をきっかけに2014年から付き合いはじめた、俳優のマイケルと女優のアリシア・ヴィキャンデル。昨年11月に念願のゴールインを果たしたが、親しい人だけを集めた極秘挙式を、このイビサ島で挙げた模様。現在はロンドン在住のようで、イビサ島は距離的にも近い。何度もバカンスに訪れているところを見ると、すっかりお気に入りのようだ!とはいえ、アリシアの水着姿がキャッチされていないのはちょっと残念。
3:スーパーモデルの妻とビーチでのんびり!
Sunnery James [サネリー・ジェームズ]
売れっ子DJのサネリーと、妻で人気モデルのドウツェン・クロース。2人の子供を持つパパとママだけど、2人とも実にナイスバディ。サネリーの右肩には”愛”のタトゥーも見えて、そのラブラブぶりはもう誰にも止められません。こちらの2人もスイムウエアはスポーティで落ち着いた色味。仕事絡みでもよくイビサを訪れているサネリーだけに、イビサはお庭くらいの感覚かも!?
4:キュートで微笑ましい今どきカップル!
Oliver Cheshire [オリバー・チェシャー]
モデルのオリバーと歌手のピクシー・ロットは、長年付き合いを続ける世界が注目するホットなカップル。トレンド感のある純白の水着を身につけたピクシーと、正統派デザインの赤スイムウエアを穿いたオリバーという、息ピッタリなカップル着こなしもお見事。忙しい毎日を送る2人だけど、イビサで羽を伸ばしている姿がピチピチで微笑ましい!
02〈なぜかサッカー選手がたくさん訪れる!〉
アスリートのココロを癒すイビサの開放感!
Lionel Messi [リオネル・メッシ]
スペインはもちろん、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアからの距離が近いこともあって、主要リーグに所属するサッカー選手も頻繁にイビサを訪れている。もちろんメッシもそのひとり。モノトーンのボタニカル柄スイムウエアで、リラックスしてクルージング!
James Rodriguez [ハメス・ロドリゲス]
コロンビア代表で、現在はドイツのバイエルン・ミュンヘンに所属するハメス。ピッチでは超攻撃的なプレイスタイルの彼も、イビサではのんびりとした時間を過ごしているよう。この写真ではわからないが、見事なシックスパックの持ち主でもある。
Kevin Trapp [ケヴィン・トラップ]
ドイツ代表の経験もあり、パリ・サンジェルマンでゴールマウスを守るケヴィン。ブラジル人モデルのイザベル・グラールとのラブラブぶりは有名で、ここイビサでもご覧のとおり。白で合わせたカップルコーデが眩しい!
Marco Verratti [マルコ・ヴェッラッティ]
パリ・サンジェルマン所属の守備的MFで、同じイタリア出身であるピルロの後継者ともいわれるマルコ。まだ25歳という若さながら、高校生の頃から付き合っていた美しい妻がいて、すでにジュニアもいる家庭人。楽園イビサでは、パパの顔!
Steven Gerrard [スティーブン・ジェラード]
イングランドを代表するMFとして長年君臨し、現在はスコットランドのクラブで監督を務めるジェラード。小学生の娘に日焼け止めを塗る姿は、かつて”レッド・ドラゴン”と異名をとった男とは思えない!? サイケデリック柄のスイムウエアも意外かも。
03〈イビサがセレブを魅了するワケ!〉
1:カラリとした空気&灼熱の太陽!
地中海性気候に属するイビサは、年間を通じて過ごしやすく、長いシーズンで照りつける太陽を満喫することができる。特に夏場はカラッとしていて、海水浴を楽しむには最高! 冬は平均気温が20℃を下回り、雨も多くなるので、訪れるなら5~10月がベストシーズンだ。大きなイベントも夏に集中していて、セレブもその時期を狙ってバカンスに訪れる。
2:やっぱり期待通りのナイトライフ!
1990年代からクラブカルチャーの中心として君臨してきたイビサ。写真の泡パーティで有名な“Amnesia”、名箱“Space Ibisa”の跡地にできた“Hï Ibisa”、1万5000人のキャパでギネス記録をもつ超大箱“Privilege”など、一度は行ってみたいクラブがひしめいている。毎日のようにワールドクラスのDJプレイが楽しめるのも、やはりイビサならではだ。と同時に、海辺のカフェなどでは昼間のチルアウト系も充実。いったいいつ寝ればいいの!?
3:打って変わって静かなビーチ!
イビサはクラブシーンのイメージが強いので、パーティピープルだらけの騒がしい場所と思われがち。でも、そんなことはまったくない。島全体で210kmにも及ぶ美しい砂浜が広がっていて、言ってみればどこもかしこも穴場ビーチ。彼女と一緒にのんびりしたければ、中心地からちょっと離れるだけで十分。イビサは老若男女が楽しめる、自由でオープンな島なのだ。
イビサのサンセットは世界で一番美しい――。これはこの島を訪れたほとんどの人が口にする言葉。特にチルアウト系ミュージックの聖地“カフェ・デル・マール”は、サンセットの名所としても非常に有名。リラクシングな音楽と波音をバックに、水平線に沈んでいく夕陽を眺めるなんて、これ以上の贅沢ってある?
自然豊かなイビサは、地元でとれるオーガニック野菜や、新鮮な魚介類を使った食事にも定評がある。スペイン領ということもあり、パエリアなどの伝統料理も非常にハイクオリティだ。世界中のセレブが集まる島だから、求められる味のレベルも高いってことなのかも。そしてレストランの雰囲気がまた、センス抜群でとってもイイ感じ。バカンスに訪れるなら、お目当ての店は必ず予約しておこう。
実はイビザ島は世界遺産でもあった!
魅力たっぷりなイビサ島だけど、実は島全体が世界遺産に登録されている。しかも、豊かな生態系などを基準とする“自然遺産”と、歴史的な価値をもつ建築や景観などを基準とする“文化遺産”が共存した、世界でも珍しい複合遺産なのだ。ということは、自然の美しさも街の様子も、すべてにイビサならではの魅力があるということ。セレブのリピート率が飛びぬけて高いのは、イビサがもつ奥深さにハマったからなのかも。
photo by AFLO