Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2021.07.27


ディーゼルモデルの正当進化! 〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d

突然やってきた今年の夏! 梅雨明けと同時にトップギアの日差しが降り注ぎ、すでにバテ気味、な〜んて人も多いのでは? そんなときこそアガるクルマに想いを馳せて、レジャーの計画を立てましょ。エクストリームな季節にピッタリなのはコチラ、〈メルセデス・ベンツ〉G 350 dだ。

話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d みんな大好きGクラスだけど、現在のラインナップ中、最も安価に手に入るのがこのG 350 d。ちなみにごく最近、同じ3ℓ直6ディーゼルエンジン搭載ながら高出力版のG 400 dが追加されたばかり。まあ、迷う気持ちも重々承知だが、普段使いならベーシックなG 350 dでも充分に満足できる仕上がりではある。 

 
話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d なんといってもこの直6ディーゼルターボのOM656エンジンは、個人的にも近年〈メルセデス・ベンツ〉の中でもトップレベルの完成度。ほかの大型SUVに多く搭載されている汎用エンジンだが、特にこのGクラスとのマッチング、つまり電子制御式の9速ATと四輪駆動との組み合わせが抜群にイケてるのだ。

ほかには4ℓV8ターボのガソリンエンジンを積むG 550と、その高出力版の〈メルセデスAMG〉G 63がラインナップされているGクラス。そんな中、先代モデルでも7割を超えるユーザーがディーゼルを選んでいたというから、このG 350 dは期待に応えた正当進化、といってもいいのかも。

話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d  


さて、この現行型のGクラスは、2018年に大幅改良を受けて登場したモデル。現在の市販車のモデルサイクルでいえば「そろそろ新型……?」という次期ではあるが、いやいや、それは気が早すぎるというもの。この2018年の改良こそが〈メルセデス・ベンツ〉によれば“1987年以来のマイナーチェンジ”(!)というのだからシャレが効いている。

話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d そう、Gクラスは初代のラダーフレーム構造を実に40年ものあいだ守り続けて、現代まで踏襲してきた。そのラダーフレームに手を入れて寸法まで変化し、サスペンションも進化しているのだから、一般的な自動車業界セオリーからするとフルモデルチェンジに違いない。だけど、そこをシレッと“マイナーチェンジ”な~んて言っちゃうところが、〈メルセデス・ベンツ〉流の、これまでのGクラスファンへの最大のリスペクトなんだろう。

というわけで先代のイメージをそのまま踏襲したG 350 dだが、さすがに穴にキーを差しこんで解錠、というまでは行かずとも、タッチセンサー式でキーレスエントリーできるというような、人に優しい機能はハナから排除されている。まずドライバーはキーを手に持ち、解錠ボタンを押す、なんていうところからエントリーがはじまるのだ。

さらに試練(?)は続く。小山のようなシート位置まで「どっこらしょ」とよじ登り、ドライバーシートに身を埋めねばならない。う~ん、これはある意味、「Gクラスと繋がるための聖なる儀式なのか?」とも思えてくる。

最新世代のマルチインターフェース“MBUX”はしかし、他のモデルと違って通信機能を持たない。ナビなどは車載で対応するのでボイスコマンドに問題はないが、周辺の天気などは表示されないので気をつけてほしい。 

 
話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d 話題のクルマを品定め!ディーゼルモデルの正当進化!〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d とはいえ、やはり、それでもG 350 dの底なしの魅力が褪せることはない。一旦ドライブをはじめると、降りる頃にはこの独特の世界観やドライブフィールに、メロメロに骨抜きされてしまうのだ。ほかの〈メルセデス・ベンツ〉にはないややユルめのステア。ガッチリ剛性に豊かなトルク。先代よりも洗練されたレスポンス。なんというか、もう、唯一無二。

時代や国を越えてずっと愛されている理由は、ルックスだけにあらず、なのだ。 

 

気になるスペックは?

★DATA 〈メルセデス・ベンツ〉G 350 d
●全長×全幅×全高:4660×1930×1975mm
●車両重量:2460kg
●ホイールベース:2890mm
●エンジン:3ℓ直列6気筒直噴ディーゼルターボ
●最高出力:210kW(286PS)/3400~4600rpm
●最大トルク:600Nm(61.2kgm)/1200~3200rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:1251万円 

 

 
Information

●メルセデスコール
TEL:0120-190-610

文=今井優杏 text:Yuki Imai
〈フランク ミュラー〉×〈ダナー〉の最新ブーツがお目見え!ワザありデザインが目を引く意外なコラボの1足!
SPONSORED
2025.08.25 NEW

〈フランク ミュラー〉×〈ダナー〉の最新ブーツがお目見え!
ワザありデザインが目を引く意外なコラボの1足!

昨年、驚きとともにユニークな取り組みと評判を呼んだ、〈フランク ミュラー〉と〈ダナー〉のコラボブーツ。早くも登場した第2弾はキャラ立ち必至なデザインはそのままに、カラーやディテールでグレードアップ! 質実剛健なアウトドアブーツを、アートな…

TAGS:   Fashion
俳優・竜星 涼がまとう〈ベル&ロス〉の新作!強く輝きを放つ黒スケルトン!
SPONSORED
2025.08.25 NEW

俳優・竜星 涼がまとう〈ベル&ロス〉の新作!
強く輝きを放つ黒スケルトン!

航空計器からインスパイアされた四角と丸の組み合わせで唯一無二の地位を築き上げている〈ベル&ロス〉。特に現代的なデザインが人気の"BR-05"シリーズに新加入したのが、シャープな輝きと力強さを秘めたセラミック製の黒スケルトンだ。年々深みを増…

TAGS:   Fashion Watches
屈指の“メイド・イン・ジャパン”デニム〈デンハム〉白澤社長もお気に入り!ヴィンテージ感漂う大人のワイドデニム!
SPONSORED
2025.08.25 NEW

屈指の“メイド・イン・ジャパン”デニム〈デンハム〉白澤社長もお気に入り!
ヴィンテージ感漂う大人のワイドデニム!

太めのダメージデニムはストリートなイメージが強く、若者が穿くものと思っている人も意外と多いのでは!? そこでおすすめしたいのが、〈デンハム〉のワイドデニム“ジャンボ”。膝に入った適度なクラッシュや、腿に施された絶妙なバランスのヒゲなど、ま…

TAGS:   Fashion Denim
遊びも食も宿泊も充実の〈インスパイア〉リゾートへ!週末を遊び尽くす大人の韓国!
SPONSORED
2025.08.25 NEW

遊びも食も宿泊も充実の〈インスパイア〉リゾートへ!
週末を遊び尽くす大人の韓国!

羽田空港や成田空港から約2時間で行ける〈インスパイア・エンターテインメント・リゾート〉。迫力のウォーターアトラクションを楽しめるプールや贅沢な5ツ星ホテル、きらびやかな韓国最大級カジノ、食欲をそそる韓流の肉料理など、多彩な魅力が集まってい…

TAGS:   Gourmet Stay&Travel
【時計】ブランド刷新の仕掛け人CEOが語る〈オリス〉は、イタリアにおける“ピアッツァ=広場”でありたい
SPONSORED
2025.08.22

【時計】ブランド刷新の仕掛け人CEOが語る
〈オリス〉は、イタリアにおける“ピアッツァ=広場”でありたい

グループに属さない独立系時計ブランドならではの自由な時計作りで、存在感を放つ〈オリス〉。スイスの機械式時計の文化継承に多大な貢献を果たしてきた“正統派の後継者”である一方、1980年代に趣味的な高級品に留まっていた機械式時計を身近な存在に…

TAGS:   Watches
即完売〈ロンハーマン〉の別注アイテム! 大人カジュアル必携の人気のブラックアイテム!
SPONSORED
2025.08.18

即完売〈ロンハーマン〉の別注アイテム! 
大人カジュアル必携の人気のブラックアイテム!

大人になると色あざやかなアイテムを組み合わせてコーデするということを避け、ベーシックカラーを好むようになってくる。そのなかでも黒は、精悍でスマートに見せてくれるから、アラフォーにとって万能色といえるだろう。さらに季節が秋冬に向かえば、それ…

TAGS:   Fashion
これでライフスタイルが見違える!新鮮アイテムでいつもの夏をアップデイト!
SPONSORED
2025.06.25

これでライフスタイルが見違える!
新鮮アイテムでいつもの夏をアップデイト!

いよいよ待ちに待った夏。バカンスを楽しみにしている人も多いだろう。たとえ予定がなくても、気温の上昇とともに気分をぐっと上げていきたい。そんなときに必要なのが、ライフスタイルをアップデイトするためのアイテムだ。これさえあれば、いつもとはひと…

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ