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CARS クルマ

2018.11.22


〈メルセデス AMG〉GLC 63 S 4MATIC+

趣味のエクストリーム化に伴って、そこで使用するギヤやウエアがどんどん軽量化の方向に進みつつあるってことを肌で感じている読者も多いと思う。たとえばトレイルラン。ランナーのあいだでは“UL(ウルトラライト)”や“ライト&ファースト”“ファストパッキング”な〜んて言葉がジョーシキとなりつつある。確かに装備が軽ければ、自分の体力を重量に奪われずに済む。だから、より遠くへも、よりハードにも動けるってこと。コレ、ビジネスツールにも当てはまりそう。



で、もちろんクルマにだって同じコトがいえる。軽量なボディにハイパフォーマンスなエンジンが搭載されたら、一体どうなる? 答えはカンタン。超弩級の加速とハンドリングが楽しめるに決まってる! というわけで、F1をはじめレーシングカーが典型なんだけど、このクルマはSUVでソレをやってのけちゃった。〈メルセデスAMG〉のSUVシリーズ初となる“ロクサン”モデル、GLC 63 S 4MATIC+だ。












 

Cクラス感の微塵もナシ!

今、〈メルセデス・ベンツ〉と〈メルセデスAMG〉のモデルラインナップは至極シンプルだ。BクラスとVクラス、Gクラスはちょっと特殊だから置いといて、車名にA,C,E,Sがつくのがセダン、クーペ、ワゴンなど背の低いモデル。で、それに“GL”がつけばSUVになる。つまり、GLCはCクラスベースのSUVってこと。しかし、このGLC 63 S 4MATIC+に“Cクラス感”はない。1500万円に迫るプライスタグの印籠的威力もさることながら、エクステリアの押し出し感も、内装のゴージャスさも規格外。Cクラスという括りでは語れないゴージャスさなのだ。


 

さらに走りが悶絶級!

実はこの〈メルセデスAMG〉には、GLC 43 4MATICも存在する。コチラは3.0ℓV6ツインターボエンジンで367psを生むものなのだが、一度GLC 63 S 4MATIC+に試乗してしまえば、その差は歴然。断然GLC 63 S 4MATIC+の魅力にノックアウトされてしまうこと間違いナシだ。



GLC 63 S 4MATIC+の心臓部は4ℓV8ツインターボエンジン。ふたつのターボをVバンク内部に配置し、GLCのコンパクトなボンネットにも納めることに成功したというもの。これをトルコンではなく湿式多板クラッチの9速MCTで引っ張る。う〜ん、この加速、なんと表現したらいいのか。「まるで背中を蹴られるような」な〜んてよくいわれるけど、GLC 63 S 4MATIC+に関しては、まるでメイウェザーのパンチのごとし。トルクもキレも兼ね備えた、シャープでクイックなそれなのだ。これこそがCクラスベースの小さなボディ×鬼スペックエンジンの組み合わせのなせるワザ。C 63が玄人ウケする理由なのだ。





で、通常のGLC 63 4MATIC+だって476ps、650Nmと十二分に弩級なのだけど、今回おすすめするGLC 63 S 4MATIC+、名前に“S”を持つコチラはさらにハイパフォーマンスだから思わず生ツバを飲んでしまう。なんといっても最高出力が510ps。そして最大トルク700Nmを1750〜4500rpmという異様に低いところから高回転域まで発揮させるっていうんだから、まさに絶句モノ!





加えてこの“Sのついたほう”、スリップデフも電子制御式(通常はメカデフ)になったり、21インチホイールが装備されたり、ブレーキキャリパーが前後赤になったりと至れり尽くせり。この内容ならむしろバーゲンプライスなのかも⁉
 

 
★DATA 〈メルセデスAMG〉GLC 63 S 4MATIC+
●全長×全幅×全高:4682×1931×1625mm
●ホイールベース:2873mm
●エンジン:4ℓDOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付
●最高出力:375kW(510PS)/5500~6250rpm
●最大トルク:700Nm(71.4kgm)/1750~4500rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:1433万円、1463万円(クーペ)
※2019年1月1日より新価格に変更予定。1462万円、1492万円(クーペ)



 
Information

●メルセデス・コール 
TEL:0120-190-610

文=今井優杏 text:Yuki Imai
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