ゴルフ場でもあふれる優越感! 〈ベントレー〉コンチネンタルGT V8 コンバーチブル
先日、贅沢な機会に恵まれた。ベントレーモーターズジャパンが開催するゴルフコンペにお呼ばれしたのだ。題して“ツーリング&ゴルフコンペ”。〈ベントレー〉のモデルに乗ってゴルフ場まで行き、ラウンドをして〈ベントレー〉の世界観を垣間見ませんか、という趣旨。果たして、前日から筆者にあてがわれたのはコンチネンタルGT V8 コンバーチブル。全長4880×全幅1965×全高1400㎜の伸びやかでたっぷりしたボディに2枚ドアという、贅沢なクーペスタイル。さらにオープンルーフのコンバーチブルとあって、迫力とエレガンスを同時に薫らせるリッチかつドラマチックな雰囲気を、むんむんと漂わせる。嫌が応にも気分が盛り上がる!
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そもそも〈ベントレー〉といえばV6エンジンを2つ抱き合わせたW12気筒エンジンをメインストリームにしてきたが、近年はそれに加えてより軽量でカジュアルなV8エンジンを各モデルに展開している。
〈ベントレー〉はフルサイズSUVであるベンテイガの発売以降、顧客層を大幅に若年層に拡大してきた。そのベンテイガを流行の超プレミアムSUVのパイオニアとして君臨させたことや、メインの価格帯をアラウンド2000万円台に集中させて購買意欲を意図的に刺激させたこと。さらにショーファードリブンではなく自らハンドルを握るヤングエグゼクティブ層に訴求する、軽やかでパワフル、ドライバビリティにあふれたV8エンジンを拡大してきたことが、まさに新しいターゲットに刺さったというわけ。ベントレーモーターズジャパンもこのコロナ禍をものともせず、過去最高販売台数を2年連続で更新。さらに好調は3年めに入ろうとしている。
で、コンチネンタルGT V8コンバーチブル。ゴルフ場に乗りつけるメリットは想像以上だった。先述のエクステリアからくる、乗り込み前からの高揚感もさることながら、やはりV8エンジンの生み出すパワフルかつノーブルな走りが、道中ですでにラウンドへの集中力を高めてくれていることがわかる。ガングリップ形状に巻かれた上品なパンチングレザーのステアリングホイールを握りながら、アクセルペダルを踏み込むたびに精神が研ぎ澄まされていくことを感じられるのだ。
さらに、W12気筒にはない鼻先の軽さや、V8ならではの勇ましいサウンドもスポーツ前には心地いい。なるほど、むしろアクティブに振り回したくなるような軽快さもあって、アグレッシブな若々しさは準備運動として最適だと感じた。
むろん、クラブハウス前に到着し、キャディバッグを降ろすときの優越感はいわずもがな。どんな名門コースに乗りつけても恥ずかしくない威圧感は、〈ベントレー〉だからこその為せる技といっても過言ではない。
ただしコンバーチブルなので、ラゲッジスペースの小ささは予めご承知おきを。これでゴルフに行くなら、助手席にキャディバッグを座らせ、1人でコンセントレーションを高めるほかはない。でもそれこそが最上級の贅沢時間ともいえるかも!
★DATA 〈ベントレー〉コンチネンタルGT V8 コンバーチブル
●全長×全幅×全高:4880×1965×1400㎜
●車両重量:2370kg
●ホイールベース:2850㎜
●エンジン:4.0ℓV型8気筒ツインターボ
●最高出力:404kW(550PS)/5750~6000rpm
●最大トルク:770N・m/2000~4500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:3078万円
●ベントレーコール
TEL:0120-97-7797
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