有名建築家とコラボした腕時計で 差がつく手元を演出する!
カリスマアーティストや有名デザイナーとのタッグなど、話題が絶えないコラボアイテム。やみくもには手は出さないけれど、大人にふさわしいアイテムとなれば俄然、所有欲がムクムク。たとえば安藤忠雄と〈ブルガリ〉のタッグなら、気になるでしょ!?
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BVLGARI
人気アーティストと協業したり、ストリートブランドとハイブランドの意外な組み合わせだったり、世はコラボアイテムの花盛り。世間の話題をかっさらって、長い行列や即日完売でセンセーショナルなニュースを巻き起こすことも。いい大人ともなれば、そんなトピックにいちいち踊らされないが、自分にぴったりくるコラボとなれば話は別。俄然、所有欲が湧いてくる。なぜって、やっぱりコラボアイテムには、スペシャルなケミストリーがたっぷり。どこかマンネリを感じる毎日のコーデのいいカンフル剤になること請け合いだ。たとえば、コレと決めて長らく愛用している腕時計なんて、その筆頭。服は変わっても時計は何年も変わってない……なんて人こそ、斬新なコラボアイテムで、いつの間にか凝り固まったスタイルを活性化させたい。
で、ご覧いただきたいのが、〈ブルガリ〉が世界に誇る建築家・安藤忠雄とコラボした限定時計。元プロボクサーという異色の経歴を持ち、独学で建築を学んだ骨太な巨匠とのコラボとくれば、それだけで興味が湧いてこない? そのデザインには、彼が手掛けた東京ミッドタウンのトゥーワン・トゥーワン・デザインサイトや直島の地中美術館などと通じる、透徹したセンスがたっぷり。インデックスを排した安藤忠雄ならではのミニマムな文字盤には、秒針の根元から渦を巻く螺旋を配し、時とともに広がる無限の時間の経過を表現。ブラックホールからインスパイアされたという水の波紋のような造形美が、安藤建築と同様の永遠性を感じさせる。さらに、素材に採用したモダンなチタンは、彼の建築の代名詞でもある打ちっ放しコンクリートを彷彿とさせ、堂々たる風格。確固とした哲学を宿した"建築的"デザインは、スタンダード時計にはない個性を持ちながら、貫禄も十分。これぞ大人にふさわしいコラボかと!
日本人芸術家とコラボしてきた限定モデルの最新コレクション"安藤忠雄×ブルガリ オクト フィニッシモ"。薄型のストラップ、安藤のサインを大胆に配したシースルーのケースバックも嬉しい。200本限定。ケース径40㎜、自動巻き、チタンケース、チタンストラップ、30m防水。180万円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100
雑誌『Safari』2月号 P230掲載
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