〈ベル&ロス〉チャレンジする姿勢を体現する新作の魅力！
かつてないスタイルのコラボレーションモデルを筆頭に、話題作を次々と発表し、注目を集めている〈ベル&ロス〉。その新作の魅力を、来日した、ジェネラル・マネージャーのファビアン・ドゥ・ノナンクールに直接聞くことができた。注目作のひとつが、フランスのプロダクトデザイナー、サシャ・ラキックとのコラボレーションによって製作した“BR03-94ブラックトラック”だ。
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［ファビアン・ドゥ・ノナンクール］Fabien De Nonancourt
1970年、フランス生まれ。フランス最大手のシャンパーニュメゾン、ローラン・ペリエ社のインターン時代にラグジュアリーな世界に惹かれ、時計業界へ。14年間在籍した〈タグ・ホイヤー〉でジェネラル・マネージャーを務め、2010年に販売部門トップとして〈ベル＆ロス〉に入社。2017年より現職。
BELL & ROSS
「当社では、過去に実際に飛行できる航空機をデザインし、それにまつわる腕時計を作るという壮大なプロジェクトを手掛けました。この手法をモーターサイクルでもう一度やろうということでラキックと意気投合し、作ったのがこの時計です。モーターサイクルの計器などと同じデザインコードを採用し、独創的なスタイルを生み出しています。すでに存在するクルマなどとコラボし、着想を得ることは他社でもあると思います。しかし、当社には、今までにない新しいものや、現存するものの先にあるものを作りたいという思いが常にあります。そうしたチャレンジする姿勢を体現する意味で、面白い製品が完成しました。モーターサイクルもラキックのブランドで製品化され、コンソールに時計をセットして使うこともできるんですよ」
今回の来日では、九州の繁華街・福岡天神にオープンしたばかりの“ベル＆ロス福岡ブティック”にも足を運んだという。
「ビル丸ごとひとつが〈ベル＆ロス〉のブティックという、今までにないスタイルの店舗です。ビル自体が黒一色のキューブ状の形をしていて非常にユニークな店舗なので、ブティックの前で写真を撮ってくださっているブランドのファンの方も多いようです。ブランドの世界観を体験できる空間ですので、近い方や旅行で訪れる予定のある方は足を運んでいただけると嬉しいです」
名作にバイクの世界観を融合！
3時位置のスモールセコンドと9時位置の30分積算計に、モーターサイクルの計器をモチーフにしたデザインを採用。世界限定500本。ファブリックストラップ付き。ケース径42㎜、自動巻き、セラミックケース、カーフストラップ、100m防水。99万9900円（ベル&ロス／ベル&ロス 銀座ブティック）
●ベル&ロス 銀座ブティック
TEL：03-6264-3989
雑誌『Safari』2月号 P210掲載
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photo : Takashi Ikemura text : Takumi Endo
