イタリアの技をモダンに表現する〈ヘルノ〉。
地球に優しいダウンは 見た目も着心地も優しさいっぱい。
着心地はもとより、地球環境にも優しい服が求められる時代。ダウンジャケットであれば、イタリアの老舗〈ヘルノ〉が手掛けたこの1着がまさにそれ。ダウン特有の優しい暖かさは言うに及ばず、手触りが柔らかなボアフリースは環境に配慮した素材を使用。着心地のよさはもちろん、見た目も素材使いも、優しさにあふれている。
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今は“人を傷つけない優しさ”が求められる時代。クルマ選びやファッションにおいては、地球環境に優しいかどうかが気になる人は少なくないだろう。今回ご紹介する〈ヘルノ〉の新作ダウンにも“優しさ”がたくさん詰まっている。上質なダウンをたっぷり封入したチューブキルトのボディの表地は、ありそうでなかったボアフリース仕立て。しかも、リサイクルポリエステルを使用したものなので、サスティナビリティに配慮した1着でもある。実際袖を通してみると、カラダを柔らかに包みこむその着心地は、一般的なダウンのシェル素材とは全く別物の心地よさ。ボアフリース自体の起毛感が与える見た目の印象もまた、すこぶる優しげだ。もし寄り添う女性がいるなら、柔らかなその手触りをシェアしてあげられるはず。それは嬉しい特典となるだろう。ちなみにこのダウンのイメージソースは、海外ではよく知られている“ヨギ・ベア”。世界中で愛されているキャラクターの愛嬌やかわいらしさも併せ持つ。おそらく今年の冬も、ダークなダウンが街にあふれそうな予感。そんな中で、この親しみやすそうなダウンを纏っていたら、好感度アップも期待できるに違いない。
上質ダウンを惜しげもなくフィリングしているとはいえ、モコモコになりすぎないシルエットはアウトドアやカジュアルブランドと一線を画す、さすがのスタイリッシュさ。トラウザーズを合わせるような、都会的な着こなしにもよく映える。純白ではない、アイボリーカラーも優しげな印象に拍車をかける。ダウンジャケット以外は、スタイリスト私物
ダウン ブルゾン。10万7800円(ヘルノ/ヘルノ・ジャパン)
リサイクルポリエステルを採用したボアフリースは、毛玉になりにくく、万が一濡れても乾きやすい素材特性を持つ。フロントは、スナップボタンとジップの2WAY開閉構造。ボタンにはマットな質感のものを採用し、フリースの素材感に馴染ませた。ダブルジップ仕様なので、裾側だけを開けるなどのアレンジも自在に楽しめる。フードは着脱式で、外すとスタンドカラーのダウンとして着用できる。
●ヘルノ・ジャパン
TEL:03-6427-3424
URL:www.herno.com
『Urban Safari』Vol.24 P32掲載
photo : Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO), Tomoo Syoju(BOIL) styling : Kan Nakagawara(CaNN)
hair&make-up : Megumi Matsumoto text : Takumi Endo composition : Keiko Oshima