オジサン見えしない“ポロシャツ”の条件とは?
本来スポーティなお洒落アイテムなのに、なぜかオジサン見えが気になるポロシャツ。その理由は? 昔はゴルフブランドのポロシャツを街着にそのまま流用。これが全くお洒落に見えなかったという負のイメージが残っているという説アリ。もうひとつは、お洒落に無頓着そうなオジサンがよく着ているから。う~ん、これは致し方なし!? では、いい大人がオジサン見えを回避して、ポロシャツをお洒落に着るにはどうしたらいいのか?
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答えはカンタン。まずは大人にふさわしいポロシャツを選ぶことが肝心。たとえば若作りな印象に繋がる派手色や柄を避けること。そう、一番いいのはベーシックカラーの無地。そして、お洒落に通じていることがひと目でわかる、一流ブランドが手掛けたものを選ぶことも大事。そこでは胸にあしらわれているロゴマークが威力を発揮。しかもそんなポロシャツは、たいがい上質素材で仕立てがいい。パッと見からして、ヨレヨレのオジサン的な印象にはならないはず。というわけで、今回は着るだけでお洒落度が上がりそうなポロシャツをご紹介。さっそくオジサン見えを上手に回避してみて!
7万3700円(ディオール/クリスチャン ディオール)
きめ細やかなコットンピケの編み地を見るだけで、質の高さが伝わってくる1枚。一段濃い色で刺繍された左胸の“CDアイコン”が、そのへんのオジサンと一線を画す格の違いを印象づけてくれるはず。モデル名は、“CDアイコン ポロシャツ”。ワイドカラーのように美しくに開く襟も、リブ仕立てにして、上品な雰囲気作りに貢献。
4万9500円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
どこに“YSL”のモノグラムがあるの!? って思った人は、画面をピンチアウトして左胸のところをよ~くご覧あれ。近距離にならないとわからないくらい、プチサイズの刺繍で施されているのが見えるだろうか。控えめすぎると思われるかもしれないが、むしろこのくらいさりげないほうが、大人の余裕を感じるというもの。袖まわりもダボつかず、きれいにフィット。そんな仕立てのよさも、違いを印象づけるポイント。
5万6100円(ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
黒ベースにゴールド刺繍でリッチなアクセントをもたらす “メデューサ モチーフ”。これは〈ヴェルサーチェ〉を象徴するアイコンで、このアイテム名も“メデューサ ポロシャツ”。ボディのコットンピケの編み地がきめ細かいため、軽やかな着心地と上品な印象の両方を手に入れられる。キリッとした黒ボディはオジサン見えを回避する強力な味方。しかもこれなら、カジュアルな淡青デニムやショーツと合わせてもリッチ感はキープできる!
2万3100円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
無地ポロにもの足りなさを感じる人は、こちらはいがか? 袖口と襟に白ストライプを走らせてスポーティな爽やかさをプラス。左胸にはどこのブランドなのか一目瞭然な“イーグル&ロゴ”の刺繍が描かれている。ボディのコットンは、ジャージ素材特有のナチュラルなストレッチ性アリ。ジャストサイズで着てもストレスなく動けるのが魅力。
●ヴェルサーチェ ジャパン
URL:www.versace.jp
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo