【Spotifyで聴ける】トランジットを快適にするための曲
“トランジット”と聞くと退屈なものって思う人も多いですよね? そこで、そんな時間を有意義に過ごすための曲。旅への期待感、それでいて心地よい曲。
※『Safari編集部』のプレイリストをチェックする!
ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港に到着したクリス・パイン。ベージュのセットアップにネイビーのTシャツを合わせた大人の旅スタイル
でも、10曲選ぶとなると、1曲めは、“アンビエント”繋がりで「N.Y.C.ダルマ」。記憶を呼び覚ますというか、いい精神状態へ誘ってくれるサウンドです。次の「バーズ・オブ・ア・フェザー」は、ビリー・アイリッシュの新譜からの曲。1曲めからの流れを汲みながら、心地よいサウンドで、次の「スーパーエゴ」にも気持ちよく繋がると思います。
そして、ここで少しテンポをアップして「エンド・オブ・アン・エラ」。最近、ジャンルとして“ハウス”はきてるなって感じがしていて、個人的にはアンビエントとハウスはツボなジャンルでもあるんですよね。その流れで、最近よく聴いている「セイビング・フラワーズ(withリナ・サワヤマ)」。
ここまではちょっと“チル”な雰囲気で、ここからは少し元気にということで「トキシック」。MVが飛行機の中のシーンでしたよね。ブリトニーの曲の中でも一番好きな曲でもあります。この曲で少し目覚めてもらって、「ノー・プロブレムス」へ。日本のポップカルチャーからの影響を公言している面白いキャラクターのキャメロン・ルー率いるユニットの曲。
そして、また雰囲気を変えて、少し“懐メロ”的に「ダニエル」。飛行機で旅立つ愛おしい人を見送るという曲。続けて’70年代の“懐メロ”繋がりで「リビング・オン・ア・ジェット・プレイン」。
最後に「エンドレス・ホワイト」で、アンビエントの世界へ戻って。さらに1曲めに戻ってループして、という10曲です。
JFK空港に到着したのは、ジェームズ・マースデン。大量の荷物を自分で押しているのを見ると、なんだか親近感も湧く!?
スーパーモデルのジゼル・ブンチェン。グレーのスウェットで旅慣れた雰囲気。セレブはみんな、トランジットとは無縁のプライベートジェットの旅かも!?
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」の人気ナビゲーター。「〝トランジット〞って、映画の題材にもなるような、不思議な空間。そのときにしか会わないような人たち。時間になれば、それぞれバラバラな行き先へ向かう。その瞬間だけ、一緒にいる、みたいなストーリー性を感じますよね」
[エルトン・ジョン]
1969年ソロデビューし、’70年「ユア・ソング」が大ヒット。映画『ライオン・キング』の主題歌「サークル・オブ・ライフ」やダイアナ元妃の追悼歌「キャンドル・イン・ザ・ウインド」なども有名。昨年50年以上に及んだツアー生活に幕を下ろした。
「ダニエル」収録アルバム
『ドント・シュット・ミー・アイム・オンリー・ザ・ピアノ・プレイヤー』
1973年発売。邦題は『ピアニストを撃つな!』。タイトルとジャケットデザインはフランソワ・トリュフォー監督の『ピアニストを撃て』(1960年)からインスパイアされたもの。アメリカ、イギリスともにチャート1位を獲得。「ダニエル」のほか、「クロコダイル・ロック」などを収録。
雑誌『Safari』8月号 P187掲載
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