アスリートの気になるファッション観!
元プロサッカー選手・増嶋竜也へファッションインタビュー!
新年度を迎えたこのタイミングで新たな連載がスタート。『Safari』を読む人なら気になるアスリート選手やOBの方に、どんなアイテムが好きか、何にハマっているのかをファッションインタビューする企画だ。記念すべきvol.01に登場してくれたのは、元プロサッカー選手にして現在、SHIBUYA CITY FCの監督を務める増嶋竜也。普段、なかなか聞くことができないファッション観は必見!
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白のアウター2万7500円、中に着たTシャツ9900円、デニムパンツ2万8600円(以上ダブルピー ウエストポイント/Safari Lounge)、トートバッグ3万5200円(エスティバン/Safari Lounge)、ブレスレット2万6400円(トムウッド/Safari Lounge)
撮影を終えてインタビュー
−今回は撮影ありがとうございました。とても慣れたポージングでスムーズに撮影が進み、非常に助かりました。 今日はなかなかお伺いすることができない、ファッションのお話をメインでお聞かせください。早速ですが、好みのファッションやスタイルなどお伺いしたいです。自分なりの服装のこだわりってあったりされますか?
増嶋(以下、M): ポージングは諸先輩方に教わった賜物だと思います。恐縮です。ファッションのこだわりですか……そうですね、上品なシューズを履いて、アクセサリーをつけるとかですかね。ちょっとした小物をつけることで、ちゃんとファッションに対して向き合っている感が出ると言いますか。さりげなくていいんですけど、わかる人にはわかってもらえるかなぁと。首元にスカーフを巻くのとか好きなんです。
−そうなんですね! 確かに小物上手はお洒落上手と言いますし、大事なポイントですね。テイストでいうと、最近はどのような着こなしをされてるんでしょうか?
M:最近はありがたいことにテレビ番組やイベントなど様々なお誘いをいただけるので、上品できれいに見える服装を意識しています。ワードローブでも一番多いのはシャツですね。ジャケットに合うものを意識して、定番の白からストライプといった具合にバリエーションを用意しています。TPOに合わせてスーツも着ますね。昔と比べて随分落ち着いたようには思います。現役のときはいわゆるモード系のファッションやクセのある古着が好きでしたから。サッカー中心の生活だったせいか、その反動で私服を着るときは"お洒落を楽しむぞ!"というような感覚があったかもしれません(笑)。かなりタイトなボトムを穿いていたり。懐かしいですね。
−ありがとうございます。タイトなボトム、確かにひと昔前はスキニーパンツがトレンドな時代もありましたね。『Safari Lounge』では、ピタピタすぎないほどよい細身のシルエットが人気なのですが、増嶋さんはその辺の、サイズ感などのこだわりはいかがでしょうか?
M:今はわりとゆったりした着心地重視のシルエットを選ぶことが多いです。ほどピタ……、とても共感できますね。歳を重ねるにつれて、やっぱり少しゆるさがほしいんじゃないですか? なんかこう、抜け感とか余裕が出る気がします。今日穿いたボトムなんかもまさにそんな気分にハマりますよね。ちょうどよい細さで、しかも楽ちんで動きやすかったですし。
−『Safari Lounge』でも人気のイージーデニムなんです、これ。とても楽ちんで、穿くとすっきりこなれた雰囲気に仕上がるのが好評で。
限定 褪せブラック イージー デニムパンツ 5ポケット テイパード2万8600円(ダブルピー ウエストポイント/Safari Lounge)
M:やっぱり人気なんですね! これはとてもいいボトムだと思います。父親になって、ファッション感も変わった部分が多々あるんです。子供と遊んだりするときに、楽ちんで動きやすい、それでいてかっこよく見えるなんて高ポイント。送り迎えなんかするときも、他の親御さんの目もあるので、よれよれのスウェット上下を着るわけにはいかないですから。あと、靴は絶対踏まれて汚れるので、汚れてもいいものを(笑)。
−わかります! なんで、あんなに踏まれてしまうんでしょうか(笑)。確かに快適さは大事なポイントですね。ちなみに、ほかに重視している部分てあったりされますか?
M:アイテム自体というか、手持ちの服と上手くコーディネートが組めるかどうかは気にしますね。ワードローブあるものと照らし合わせてちゃんと考えます。
−買い物上手ですね!
M:服が増えすぎないように断捨離を定期的にしているんです。何もしないと、際限なくシーズンごとに増えていってしまうので(笑)。
−収納も上手そうですね。収納といえば、バッグなんかに関してもお聞きしたいです。新年度を迎えたこのタイミングで新調するというお話もよく聞きますし。
M:バッグですか。そうですね、基本的には着こなしの主役になるものというよりは名脇役的な存在になれるものを使っています。これみよがしにならないデザインが好きです。あと、PCや練習で使う着替えなどが入るように、大きいものを選ぶことがほとんどです。
−今日、衣装で持ったバッグはどうでしたか?
M:これは軽くていいですね! 柄もほのかに効いているからさりげなく個性も出せそうですし。大きさも絶妙です。大きすぎず、小さすぎずで使い勝手がよさそう。あと自分はオフのカジュアルシーンとジャケットで少しかっちりさせる必要があるシーンでバッグを使いわけているんですが、このバッグならどちらのシーンでも使えそうです。
−これ、スウェードのように見えて実は違うんです。"ウルトラスエード"っていう機能素材だそうで、汚れても洗えちゃうみたいですよ。
M:え! そうなんですか!? "軽くて"、"洗えて"、"レザー見え"だなんて、すごい時代になりましたね。安っぽく見えないから高級感もありますし、よさそう。子供といると靴と同じく、いつのまにか色々汚れてしまうこともありますし。
−確かにですね、マザーズバッグとしても使う方がいるみたいです。
M:こんなバッグをプレゼントしたら株が上がりそうです。
モノグラム柄 トートバッグ M ウルトラスエード Ultrasuede(エスティバン/Safari Lounge)
−奥様にどうでしょうか? 最後に、春に向けて狙っているアイテムとご自身の活動、新年度を迎えた抱負などあれば是非教えてください。
M:いいですね、検討します!こちらこそ、貴重な機会をありがとうございました。今、ほしいのは時計やベルト、シューズですね。冒頭にお話しさせていただきましたが、小物に目がないものでして。自分の活動に関しては、SHIBUYA CITY FCの監督になり、2シーズン目を迎えるのですが、やっぱり目指すは昇格。今年は絶対に昇格して、夢であるJリーグの監督に向けて弾みをつけたいです!あと、理想の監督像があるんです。ギラギラした感じじゃなくて、清潔感のあるファッションをサラッと着こなす、かっこいい監督になりたいです。
−応援しています! 本日は色々と教えていただきありがとうございました。
増嶋 竜也
1985年4月22日生まれ。千葉県出身。サッカーの名門校、市立船橋高校からFC東京、ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.、柏レイソル、ベガルタ仙台、ジェフユナイテッド市原・千葉を渡り歩き、2020年に引退。Jリーグ通算405試合出場26得点。2023年よりSHIBUYA CITY FCの監督に就任。
●Safari Lounge
URL:https://safarilounge.jp
ヘア&メイク:吉井めぐみ