Looks Icy
透明なガラスで清涼感のある部屋に。
猛暑が予想されている今年の夏。冷房を効かせた部屋で暑さをしのぐしかないと思う反面、電気代の値上がりや電力不足のニュースも気になるところ。とはいえ「少しでも心地よく、快適に夏を乗り越えたい」と思っている人は、多いのではないでしょうか。そこで提案したいのが、日常使いのアイテムのいくつかを涼やかに見えるものに替えてみることです。病は気からというように、暑さも見た目からってことは、案外あるのではないでしょうか?
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氷のようなヒンヤリ感ある見た目の、透明なガラス製アイテム。これらを部屋の中の目がいきがちなポイントに置いてみるというのはどうでしょうか。窓際や廊下に置かれている照明だったり、部屋に飾っているインテリアグッズをガラス製に替えてみる。たった、これだけの工夫でも、気温の感じ方にちょっと変化が起こるかもしれません。なにせ、日本古来の風鈴なんて、“音”で涼しさを呼び込むという究極の涼アイテムですから。
砂時計のように上から下に落ちるのではなく、下から上に向かって泡が生まれる。右:“awaglass mini” φ3.5×H9㎝。3630円 左:“awaglass” φ6×H15㎝。5500円(以上スタジオ ノート)
砂時計ならぬ“泡時計”。
窓辺に置きたいのは、真夏の日差しを受けてキラキラと輝くガラスのオブジェ。ひっくり返すたびにポコポコと泡が生まれる様子を静かに眺めていると、不思議と心も落ち着きそう。
豊かな北欧の自然の中に差し込む光にインスピレーションを受けたデザイン。最新技術のLED光源を採用していて、明かりの色も絶妙。“ブロシテーブルゴールド” φ23×H44㎝。15万9500円(ヌーラ/リンインクープ)
ガラスシェードランプ。
透明なガラスシェードの照明は、置くだけでたちまち洗練された雰囲気に。熟練した職人が1点1点作る手吹きガラスの質感が、上質で柔らかな光をもたらしてくれます。
ガラス管に密封されているのは樟脳(クスノキのエキス)とエタノール。右:“テンポドロップ” φ11.5×H20.5㎝(木座込み)。6050円 左:“テンポドロップミニ” φ8×H11㎝。4180円(以上100percent)
変わりゆく結晶を楽しむ。
室内にいながら天候の変化を感じられる楽しいアイテム。19世紀に航海士が天候予測機として使った“ストームグラス”を発展させたガラスオブジェ。気圧や気温の変化で結晶にも変化が。
デザイナーはポール・ヘニングセン。ガラスシェードはフロスト加工部分と透明部分が交互に重なり、光を柔らかく拡散。“PHセプティマ” φ50×H40㎝。145万2000円(ルイスポールセン/ルイスポールセンジャパン)
名作照明で部屋を格上げ。
大きなペンダントライトは、空間の主役的存在に。ガラスシェードが印象的なこちらは、1928年に北欧の巨匠によって発表された名作の復刻版。点灯しないときでも光の透過が美しく、抜群の存在感。
デンマーク王室御用達のガラスブランドの、職人の高い技術力が光る逸品。“デザインウィズライト キャンドルランタン”。サイズはφ6×W10×H16㎝からφ8×W16×H29㎝。8250~1万4300円(以上ホルムガード/アクタスオンライン)
演出するランタン。
吹きガラスのランタンの中にキャンドルを灯せば、夕方の時間をムーディに演出してくれること間違いなし。持ち手付きタイプなら、テラスや庭のテーブルなど好きな場所へ持ち運べます。
製造は昭和7年創業の菅原工芸硝子。ガラスに特殊な加工を施し、まるで本物のシャボン玉のよう。“虹色風鈴Mサイズ+ウッドフレーム 風鈴” φ8㎝、フレーム W24.5×H46×D17㎝。1万2100円(Sghr スガハラ/Sghr スガハラショップ 青山)
浸るインテリア風鈴。
日本の夏の風物詩のひとつ、風鈴。軒先が少なくなった現代でも、こんなウッドフレーム付きの風鈴があれば家中どこでも楽しめます。ガラスの音色に導かれてウトウトするのも至福の時間。
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◆大物グリーンを部屋に置いてみる。
●スタジオ ノート
URL:www.studio-note.com
●リンインクープ
TEL:092-725-8400
●100percent
TEL:03-5759-6747
●ルイスポールセンジャパン
TEL:03-3586-5341
●アクタスオンライン
URL:https://online.actus-interior.com/
●Sghr スガハラショップ 青山
TEL:03-5468-8131
『Safari me time』Vol.8 P6~7掲載