Fresh With Green
大物グリーンを部屋に置いてみる。
ここ数年で、植物を育てる人が増えています。これがあることで、朝、目覚めたときに気分が上がったり、仕事帰りや在宅ワークの疲れが癒されたりするからでしょう。部屋に緑があるだけで心がホッとほぐれ、生活にうるおいを与えてくれます。また植物の成長を見守り、世話をすることで、「心が整う」、「ストレスが緩和される」ともいわれています。さらに部屋全体の雰囲気を変え、気分も変えてくれるのが、大型の観葉植物。とはいえ、大物グリーンは育てるのが大変ではと心配ですよね? でも、大丈夫。室内でも健康に育つ、強くてたくましいものがあるんです。今回、インテリアグリーンを専門的に取り扱う〈ザ ファーム ユニバーサル 千葉〉に、商品の中からおすすめの品種を7つ教えてもらいました。
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幸福の木として知られるドラセナの仲間の“ドラセナ・パラオ”。まだ流通量が少ない珍しい品種。人気の理由は力強い幹形状と、南国っぽいエキゾチックな葉。全長は120~220cmで、2万8000〜15万円くらい。成長は遅めなので、水やりの量は控えめでOKです。比較的耐陰性のあるグリーン。
こまかな葉と、細い枝ぶりが爽やかな印象の“エバーフレッシュ”。同じマメノキ科のネムノキと同じく、夜になると葉を閉じて眠る習性がある。昼間とは違う表情を見せてくれるので愛着がわきやすい。全長は15〜400cmで価格は1200~40万円。水を好むので、水やりと霧吹きはたっぷりと。
“フィカス・アムステルダムキング”は、すらっと伸びた幹と、上部にボリュームのあるスタイルのよいシルエットが特徴。全長150〜300cmで、相場は1万8000~18万円。枝ごと下に垂れる姿が印象的で、部屋に置いたときの存在感は抜群。葉と幹の色が濃いので、色調の濃い家具とも相性がいい。
白みを帯びた幹肌と、ハート形で柔らかな色の葉で、優しい風合いのインテリアとも馴染みがいい“フィカス・ウンベラータ”。 全長は25〜400cmと成長の幅が大きい。価格は1500~45万円。剪定してもすぐに新芽が出るので、部屋に合わせた樹形に整えても◎。やや乾燥に弱いので、霧吹きを忘れずに。
自然な枝ぶりが魅力的な“シェフレラ”。価格は1200~60万円。全長は25〜300cmで、ひょろりと幹が枝分かれして葉ぶりのよいものや、太い幹を持つ力強いものなど形は様々。比較的乾燥に強いので、ほかの観葉植物に比べて水やりの頻度が少なくていいので手入れも楽ちん。
“フィカス・バンビーノ”はひらひらと波打つ大きな葉が印象的。カーブを描いたようなユニークな樹形が多い品種なので、お気に入りを探してみて。価格は4000~5万円。全長は60〜200cmで、乾燥に強く、成長速度が遅めで手がかかりにくいのも魅力。小ぶりなサイズをデスクや棚に置くのもおすすめ。
縁に切り込みが入った大きな葉の“モンステラ”は、ハワイアン雑貨でもお馴染みのモチーフ。存在感があり、置くだけで部屋が南国風に。全長15〜200cm。1200~6万円くらい。生命力が強く、成長が目に見えてわかる楽しさがあるのもポイント。寒さに弱いので、冬場はあまり寒くない場所で保管を。
選んでもらったのは、いずれも初心者でも育てやすい観葉植物。置く場所は窓の近くで、レースカーテン越しの光が当たる程度のところで大丈夫。まずは手間がかからない、こうした品種からど~ぞ。
※季節によって購入いただけないものもあります。サイズは最小~室内に置ける各植木の成長の最大サイズを記載しています。鉢の大きさによって成長の限界は変わります。
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◆透明なガラスで清涼感のある部屋に。
『Safari me time』Vol.8 P8~9掲載