槙野智章さんが〈ビクトリノックス〉のマルチツールとバッグを深堀り!
男の所有欲を刺激する“機能”と“伝統”と“革新”!
生活の様々なシーンで便利に使え、もしものときにも役立つマルチツール。そして軽くて堅牢、機能性も抜群なキャリーケースなどのトラベルグッズを手掛けるスイスのプレミアムブランド〈ビクトリノックス〉。そのショールームを、元サッカー日本代表の槙野智章さんが訪問。世界を舞台に戦ってきたことで培われた旅へのこだわりと、自らの趣味やライフスタイルを通して、唯一無二のブランドの技術力やその歴史の重みをたっぷりと体験した。
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ベージュジャケット12万9800円、ベージュパンツ4万9500円(以上マッキントッシュ/マッキントッシュ ギンザシックス店)、白Tシャツ1万3750円(サンスペル/サンスペル カスタマーサービス)、その他はスタイリスト私物
profile
槙野智章 Tomoaki Makino
1987年5月11日生まれ。広島県出身。2022年に現役引退。17年間、プロサッカー選手としてJリーグを中心にプレイし、日本代表でも活躍。現在は指導者としてのキャリアを歩むべく、サッカーを通じてYouTubeチャンネルや自身のSNSで様々なことを発信する。また、Jリーグで指揮を執ることが可能となるライセンス取得を目指し奮闘中。
PART01
男なら誰もが一度は憧れた!? マルチツールがブランドの原点
〈ビクトリノックス〉は1884年、創業者カール・エルズナーがスイスのシュヴィーツ州・イーバッハにて、ナイフのワークショップを開設したことにはじまる。その後、スイス軍にナイフを供給するようになり、1897年にはマルチツールの原型であるオフィサーナイフの特許を取得。手のひらサイズながら多機能を備えた“小さな工具箱”として、世界中の人々に愛用されるマルチツールは、2022年までに5億本以上を生産。まさに〈ビクトリノックス〉の原点にしてパイオニアなのだ。
槙野さんもこの〈ビクトリノックス〉といえば、やはりマルチツールを思い浮かべるようで、自身も自宅で愛用しているとのこと。
「はじめて存在を知ったのは、子供の頃だった気がします。見るからに格好よくて、憧れた記憶があるんですよね。今でも家に1本置いていて、届いた荷物の梱包やワインを開けるときに使うことがある。家に1本あると、なにかと便利ですよね」
ちなみに、お馴染みのロゴマークは“クロスアンドシールド”と呼ばれ、そのデザインはスイス国旗とそれを守る盾を組み合わせている。スイスブランドとして唯一、国旗をロゴに採用することを許されているんだとか。優れた操作性と確かな品質で、日常から災害時まであらゆる場面に対応する。そんな想いが込められているという。
PART02
マルチツールは男の趣味に寄り添い、万が一のときにも頼りになる!
そうしたエピソードを聞きながら、槙野さんがまず手に取ったのは、2025年2月21日に発売されたばかりのエマージェンシーツール。通常のマルチツールの機能に加え、LEDライトやホイッスル、蓄光ハンドル、さらには火起こし機能など、災害時に役立つ機能を追加した、日本限定の防災用アイテムだ。
「なにがいつ起こるかわからないからこそ、備えは大事。サッカーの試合運びと同じですね。さきほどのロゴにまつわるエピソードどおり、大切な家族を守るためにも、もしものときにひとつあるだけで心強いですよね」
災害時に必要な要素をまとめた、エマージェンシーツールシリーズ。ハンドルは蓄光仕様にすることで、もし停電にあっても見つけやすいよう設計。そのほかLEDライトやホイッスルなど“もしも”に備えた機能で構成した、日本限定展開のモデル。左上:小さくても9つの機能を備えるエマージェンシーツール シグネチャーライト。6600円 右下:23もの機能を持つエマージェンシーツール ハントマンライト。1万3200円(以上ビクトリノックス/ビクトリノックス 銀座店)
続いて「めっちゃいい!」と興味津々だったのが、槙野さんもハマっているというゴルフにまつわるアイテム。ゴルフツールは通常のマルチツール機能に加え、ティーパンチやリペアツール(=グリーンフォーク)、ボールマーカーなど、10の機能がひとつになったゴルファーにもってこいの逸品だ。
「ゴルフ小物ってそれぞれをバラバラで持つと、いろんなポケットに入れちゃって、いざ必要なときに探す羽目になるんですよね(笑)。セットになったコレひとつを持っておけば、ストレスなくプレイできそう。ゴルフ仲間にプレゼントしようかな!?」
マルチツールの基本として採用されるスモールブレードやはさみなどに加え、ゴルファーに欠かせないツールをひとまとめにしたゴルフツール。6050円(ビクトリノックス/ビクトリノックス 銀座店)
そのほか、これまで約500種にもおよぶアイテムが展開されてきたマルチツール。用途で、デザインでと、選び方は自由自在。好みのモデルがひとつ見つかるだけで、暮らしがより豊かで快適になるはず。
PART03
現役を退いた今のほうが、ラゲッジ選びにこだわりあり!?
〈ビクトリノックス〉はマルチツールが有名だが、手掛けるのはそれだけではない。マルチツールと同じく、堅牢で高品質なうえデザイン性にも優れる、キャリーケースも人気だ。
槙野さんは現役時代、日本代表として世界中を飛び回り戦ってきたひとり。その経験から、キャリーケースには人一倍強いこだわりを持つ。
「やっぱり丈夫で、持って移動するときにスムースに動いてくれることが大事。移動手段や日程によって、サイズも使い分けていました。実は現役時代よりも、現在のほうが荷物は多いんですよ」
遠征では自身の荷物は服だけで、用具はホペイロと呼ばれる用具係の方が運んでくれたという。しかし今では、たとえばサッカー教室とテレビ出演が重なれば、服も靴も全部自分で用意が必要だ。
そんな槙野さんにぴったりと、ブランドでもイチオシなのがアイコンシリーズであるスペクトラ3.0 エキスパンダブル ミディアムケース。その特徴は、簡単操作で最大40%も容量を増やせる仕様。
「これなら荷物が増えてもひとまとめにできるから、移動も楽ですね。よくある容量半分ずつの2室構造ではなく、メインとサブの2室に分かれる作りは、荷物整理もしやすそうでいいな!」
加えて〈ビクトリノックス〉のキャリーケースは、11年もの保証がつくという。環境保護の観点も大切にするスイスブランドらしい取り組みで、長〜く愛用できる点も推しどころだ。
ブランド自慢のキャリーケースの中でも象徴的なシリーズが、スペクトラ3.0 エキスパンダブル。素材に高性能再生プラスチックを採用した外装は堅牢ながら軽量で、4輪デュアルキャスターのおかげで動きもスムース。移動の際に生じるストレスともコレでおさらば。左から:39〜47Lのグローバル キャリーオン6万8200円、81〜113Lのミディアム ケース8万1400円、103〜143Lのラージ ケース8万8000円(以上ビクトリノックス/ビクトリノックス 銀座店)
無駄のないすっきりとした美しいシルエットが魅力の人気シリーズ、エアロックス アドバンスト。荷物整理を効率的に行える工夫が満載の内部構造を備え、さらにはエキスパンションシステムによって荷室を最大4cmも拡張できる。左からラージケース7万9200円、グローバル キャリーオン5万9400円、ミディアムケース7万2600円(以上ビクトリノックス/ビクトリノックス 銀座店)
どんなにたっぷり容量を誇るキャリーケースでも、荷室の整理がうまくできていないと、詰められる荷物も少なくなってしまう。そんなストレスを見事に解消してくれる、トラベルアクセサリーも豊富に用意。どれも無駄なくスムースに荷詰ができて、端正なルックスから単体で持ち運びもできる。旅慣れたジェットセッターの必需品だ。
また普段から用途やシーンによってバッグを変えるという槙野さん。〈ビクトリノックス〉に新たにラインナップされたバッグシリーズ、アーキテクチャー アーバン2にも興味を示していた。
「サッカーのピッチ解説やローカル局のスポーツ番組に出演するときは新幹線移動が多いので、リュックを使うことが多い。またサッカー教室や息抜きで行くゴルフのときは、たっぷり入るボストンバッグを使います。大人として、こうしたスマートで落ち着いた見た目のものを使ったほうがいいかな」
とりわけ関心が強かったのは、アーキテクチャー アーバン2 デラックス バックパック。メイン荷室のほか、フロントにはノートPCやタブレットなどの電子デバイスを全方面で保護する専用スペースを確保。
「最近は指導者ライセンスの取得のために、ビデオ講習やレポートなどの課題宿題が山積みで……。どこにいっても、常にノートPCとにらめっこしているんです。専用スペースでデバイスを保護できるリュックは、今の自分に一番必要なものかもしれません」
ナイロンとレザーのコンビを用いて精悍なブラックでまとめたことで、ノーブルで都会的な印象を際立たせたアーキテクチャー アーバン2シリーズ。電子デバイスを全方位から保護する専用スペースを設けるなど、現代のライフスタイルに寄り添う仕様をプラス。左から:コンパクト ウィークエンダー4万700円、ブリーフケース3万8500円、デラックス バックパック4万7300円(以上ビクトリノックス/ビクトリノックス 銀座店)
こうして、短い時間ながらたっぷりと〈ビクトリノックス〉自慢のアイテムを堪能した槙野さん。現役を離れライフステージが変わった彼に、誠実なスイスの職人たちが作り上げる名品たちはどう映ったのだろうか。
「どのアイテムも、洗練されたデザインと優秀な機能性がうまく融合していて、素敵だなと思いましたね。マルチツールはやっぱり見ていてワクワクすると同時に、もしものときに頼りになる存在ということに気づけてよかった。またラゲッジはどれも使いやすそうで、洗練されたルックスもいい。どちらも大人になったからこそ、そのよさがわかった気がしますね」
ビクトリノックス 銀座店リニューアルオープン記念イベント開催!
■日時:3月14日(金) 18:00開場 18:20開始
■場所:ビクトリノックス 銀座店
■登壇者:槙野智章さん、Safari編集部・園部 仁編集長
■招待人数:20名様
■応募方法:応募フォームより必要なデータを入力してください
■応募締め切り:3月6日(木)23:59まで
■当選発表:当選者のみ3月7日にメールにてご連絡いたします
長い歴史を誇る世界的名品のひとつであるマルチツール、堅牢&軽量が魅力のトラベル&ビジネスギア、どちらも槙野さんのように実際に手に取れば、そのよさがもっとわかるはず。それもせっかくなら、2025年3月20日にリニューアルを果たす、ビクトリノックス 銀座店で体験してみては? 日本の伝統的な格子とブランドを象徴するステンレススチールを組み合わせた外観は、銀座の街並みに調和する、上質感たっぷりな印象。店内にはマルチツールの機能や特徴をわかりやすく解説した“マルチツール ストーリーパネル“や、実際に手に取って体験できる約30種のマルチツールを用意!
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ビクトリノックス 銀座店
住所:東京都中央区銀座8-6-3 1階
営業時間:11:00~20:00(日・祝日~19:00)
TEL:03-5537-5832
●ビクトリノックス ジャパン
TEL:03-3796-0951
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photo:Tomoo Shoju(BOIL) styling:Kim-Chang hair&make-up:Megumi Matsumoto text:Yuta Yagi