リアルな描写に驚き! 話題を集める“黒板アート”とは?
このところはアートがカジュアルに楽しめるようになってきた。たとえばアートが描かれたファッションアイテムはその好例。そのようにして鑑賞を楽しむのはもちろん、創る人も増えてきている。そんな人たちが活躍する場として数々のコンテストが開かれているけど、なかでも注目なのが「日学・黒板アート甲子園」。
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2015年から開催されているこちらは、黒板メーカーである日学が主催。中高生が応募対象で、学生にとって身近な黒板に描いた絵で競い合う。特に中学生の作品が集まるジュニアの部は、2023年に過去最高の参加学校数・応募作品数を記録した。
で、2023年に開催された大会の結果が10月に発表。高校生が対象となるメインの部で見事に最優秀賞を獲得したのは、大阪の好文学園女子高等学校から出場したチームが制作した「今、この瞬間を。」。題名の通り、かけがえのない青春の時を切り取っている。そんな瞬間を表すかのように描かれたのが砂時計。砂の輝きや陰影など、リアルなタッチにも思わず目を奪われる。
一方、ジュニアの部で最優秀賞を獲得したのは、愛知の神の倉中学校から出場したチームの「最終回!決着、文具ライダーvs0点マン!!!」。テストを題材に、それに立ち向かうヒーローと0点を擬人化したキャラクターが闘う様子を表現したユニークな作品。モノの材質はもちろん、問題に向き合う中学生の心中を感じとれるところも面白い。
これら以外も、大会の公式サイトで公開中。丁寧に描かれた作品の数々を是非チェックしてみて。