既成概念を打ち破るイタリアンバイク! 〈ビモータ テージ3D〉
オークションスペシャリストとして活躍しているカルロ。職業柄、いろいろなモーターサイクルを見てきた彼の審美眼にかなったのは一見すると“不思議”“独特”という言葉がぴったり。LAでもレアな存在という自慢の1台とは?
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.32
[カルロ・ラ・テンパ]Carlo La Tempa
アリゾナ州出身。デザイン系の仕事を経験した後、バイクにハマり、約2年前からLAのバイクショップでオークション部門のスペシャリストに転身。世界中のバイク好きと取引をしている。iconicmotorbikes.com
特別なモーターサイクルを取引するオークション・スペシャリストとして多忙な日々を送るカルロ。モーターサイクルの知識が豊富なのはもちろん、世界中のマニアとスムースに対話を進めるコミュニケーション力の高さで活躍中。そんな彼の息抜きはもちろんモーターサイクル。仕事帰りに1人で海沿いのハイウェイをツーリングして、張り詰めていた気分をリフレッシュすることもあるとか。
そんな日々をともに過ごしている相棒がイタリアブランド〈ビモータ〉の“テージ3D”。フロントのフォークがない独特の機構を搭載したモデルで、普通のバイクとは一線を画す個性的なデザインと乗り味が魅力だ。
「いつかはカウルが付いたレーシングデザインのモデルに乗ってみたいと思っていたんだ。そんなときにタイミングよく知り合いのコレクターから話をもらって購入できたんだ。レアな1台だからとてもラッキーだったね!」
普段はLA近郊を中心にツーリングを楽しんでいるようだが、休暇を使ってサンタバーバラまでのツーリング旅も計画中だそう。
バイクと同様にグローブもイタリアブランドである〈ダイネーゼ〉を愛用。フィット感があり操作性もグッド
もちろんヘルメットもイタリア製にこだわって〈ノーラン〉をチョイス。フルフェイスだと、キャニオンを攻めるときの安心感が違うとか
パワートレインは〈ドゥカティ〉の空冷L型2気筒を搭載
前タイヤとハンドルを繋ぐフォークがない、“ハブセンターステアリング”を採用。ほかのバイクにはない独特のルックスに
マリブの海沿いからキャニオンにかけてのコースがお気に入り。特にキャニオンはワインディングロードが多いので、走り甲斐があるそう。週末の早朝は渋滞もなく気持ちよく走れるのが最高!
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雑誌『Safari』3月号 P189掲載
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photo : Kentaro Minato(Seven Bros. Pictures)
text : Momo Takahashi