味わい深い雰囲気を生かした’70sバイク! 〈ホンダ〉CL350
LA界隈の高級スーパーで注目を集めているテキーラブランド〈テキオ〉。今回はその設立者の1人であるルイスの愛車をピックアップ。バイクチームを作って楽しむほどハマる2輪ライフの相棒は渋い旧車だった!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.23
[ルイス・パスカル・ウォルシュ]Louis Pascal Walsh
ミシガン州出身。10代からバイクに目覚め、ヴィンテージバイクのコレクターに。友人と設立したテキーラブランド〈テキオ〉のマネージメント全般を担う。多忙な合間を縫ってバイクライフを満喫中。@drinktequio
ここ数年、ポップなデザインやサステナブルなコンセプトで注目を集めているカクテルドリンク缶。LAを中心にちょっとしたブームとなっているが、その一端を担うのが人気ブランド〈テキオ〉。その設立者であるルイスは大のヴィンテージバイク好き。
コレクターという側面もある彼が今夢中になっているのが今回紹介する1971年製の〈ホンダ〉CL350。ピカピカにレストアするのではなく、経年どおりに蓄積されたサビ感や日に焼けたペイントの“味”をそのまま生かしたのが彼のこだわり。ヴィンテージでしか出せない唯一無二の風合いを醸し出している。
「このバイクの元オーナーもコレクターだったから、結構いい状態をキープしてくれていたのが購入の決め手だった」と、愛車との出合いを笑顔で語るルイス。仕事がある平日は、基本的には家から15分ほどの距離にあるオフィスまでの移動に使用している。もちろん、休日は早朝の渋滞がない時間帯に海沿いのハイウェイからキャニオンまで走るのが最近の楽しみで、西海岸のバイクライフの醍醐味をたっぷりと味わっている。
ヘルメットはレトロなジェットタイプを愛用。ロングツーリングのときはゴーグルを合わせて快適に
自身のモーターサイクルチーム用に作ったオリジナルTシャツ。好評で現在は公式サイトで販売も
当時のデザインの格好よさを生かすため、メーターやライトなどは修理を重ねるも純正をそのまま使用
2本出しマフラーやエンジンまわりがきれいなのは、清掃やオイル交換など基本的なメンテナンスを大切にしているから
ヴェニスビーチにある自身のブランド〈テキオ〉のオフィス。ここはバイクチームのメンバーも立ち寄る憩いの場にもなっている。リモートで仕事可能な日でも出向いて仲間との時間を楽しんでいる。
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雑誌『Safari』5月号 P237掲載
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photo : Lauren Purves
text : Momo Takahashi