サスティナブルな“北京ダック”って?
恵比寿ガーデンプレイスにそびえ立つ〈ウェスティンホテル東京〉では、フランス料理から中国料理、日本料理や鉄板焼、寿司まで様々な料理を楽しむことができる。なかでも、その門構えが荘厳な中国料理“龍天門”は、龍天門総料理長である和栗邦彦氏のもと、香港さながらの本格的中国料理を堪能できると話題。実は多くの美食家が足繁く通っているのだ。
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店内の内装は、龍の宮殿をイメージしたもの。薄紫のカーペットと金のインテリアが荘厳な雰囲気を作っていて気分はリッチ
総料理長の和栗邦彦氏のスペシャリテを挙げていたらキリがないのだけど、“龍天門北京ダック”(半羽1万円、一羽1万8700円、サ込)は、店名が冠されているだけあって特筆するべき一品といえる。
調理の全行程が“龍天門”で行われているので、手間暇とこだわりようは推して知るべし。下焼きをした北京ダックに、お酢と麦芽糖を調合したものをまぶし、一晩かけて風を当てしっかりと乾燥させる。そうすることによって、焼きムラのないパリッとした皮に仕上げられていて、噛み締めたときのハリがまるで違うのだ。
さらには専用の釜で2時間かけてじっくりと焼き上げ、余計な脂身を落としているから、雑味が抜けて旨味だけが残る。
また、皮と一緒にその身の部分の肉を使った別の肉料理が食べられるのも大きな特徴。肉はスパイス揚げ、炒飯、そぼろ炒め、トウチ炒め、煮込みそばのいずれかにしてもらえるので、そのときの気分によってチョイスするのがおすすめ。ちなみに、これはサスティナブルを意識した和栗氏ならではの発案。ゲストには嬉しい限りだ。
極上の北京ダックを食べながら、食品ロスの削減にも貢献できるなんて、とってもイマドキなこと。今度は、サスティナブルな特別デートを楽しんでみてはいかが?
●〈ウェスティンホテル東京〉中国料理“龍天門”
住所:東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 2F
営業時間:ランチタイム:11:30~15:00(平日) 11:00~16:00(土日祝)、ディナータイム:17:30~21:30
※営業時間は公式サイトをご確認ください
TEL:03-5423-7787
URL:https://www.ryutenmontokyo.com/jp/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。