パーカって実はかなり使えるアイテム。スポーティなイメージもあるから今どきだし、実は、品のあるコートにも合うし、普段のブルゾンもぐっとお洒落に見せてくれる。しかも、首元があったかいっていう実用性もあり。コレ、使うしかない!
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引き締め黒が必要!
ここのところの楽ちんブームもあり、じわじわと人気を集めているのが、“モンスターパーカ”。コレ、出自はミリタリー。過酷な状況下で活動するアメリカ軍で使用されていたアウター。だから、保温性は折り紙つき。特徴であるビッグシルエットも、装備の上から羽織れるようにという実用性からきている。だから、インに厚手のモノを重ね着しても窮屈になることはなし。楽ちんに着られるのがいいところ。でも、楽ちんであるってことは、一歩間違えばだらしなく見えるってこともあるので、特に大人は着こなしに注意。たとえば、ゆったりアウターとパーカを合わせてトップにボリュームを出した場合、やっぱりスリム見えする黒パンツでボトムを引き締めるのが鉄則。このバランスさえ守れば、ゆるすぎて小僧に見えるなんてこともないから、安心して流行りのアウターを着てほしい。それでも、ビッグシルエットにはまだ抵抗が……な~んて人は、通常はお尻が隠れる丈のモンスターパーカの中でも、アレンジされたショート丈を選ぶという手をおすすめ。ちなみに、このアウターは、黒やグレー、カーキなどが多く出まわっているので、洒落感出しにこんなブラウンをチョイスすると、ガチなミリタリー感が薄まって都会的な着こなしを狙えるかと。この冬は、ひと味違ったアウターを手に入れるのもいいんじゃない?
中綿ジャケット5万6100円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、パーカ5万3900円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)、Tシャツ6600円(ヴォート メイク ニュー クローズ/ヘムトPR)、デニムパンツ2万5300円(アッパーハイツ/ゲストリスト)、キャップ6600円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万7400円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー8万4700円(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
冬コーデには絶対必要!
黒ダウンや茶のコート。冬に着たいアイテムはどうも色調が暗いものが多い。それに合うパンツとなると、こちらもこちらで黒やグレーなどを合わせてしまいがち。いつも陽気な雰囲気をまとう西海岸カジュアルが大好きだというのに、いくら冬とはいえ暗~い見た目ばかりはいかがなものか? できればインナーには明るい色を差して変化をつけたいところですよね。そこで使えるのが、太陽みたいな色の肉厚パーカ。たとえばこんな赤や、オレンジ、イエローといった具合。なぜパーカがよいかというと、首元からフードがのぞくので、前からはもちろん、横、後ろと全方位から差し色をアピールすることができるのだ。それが肉厚であればあるほど、フードが立体的に立ち上がるので差し色の存在感も増してくれるし、より若々しい印象にもなる。もちろん、色は青や緑などの寒色系でもいいのだけれど、寒い冬に西海岸っぽい楽しげな印象をプラスするのであれば、断然太陽カラーがオススメ。こちらのコーデは、フード以外はすべて黒で統一しているけれど、赤のパーカのおかげで暗い印象はどこ吹く風といった感じでしょ? しかも、黒やグレーなら、あざやか色ともチグハグになるなんて心配もなし。どんな色でも受け入れてくれる汎用性があるからね。このコーデ、冬服にパーカを買い足すだけでできるので、是非お試しあれ~!
CPOシャツ3万9600円(ブルーブルー/ハリウッド ランチ マーケット)、ニットパーカ4万2900円(キャバン/キャバン 代官山店)、手に持ったカーディガン2万9700円(ア ボンタージ/ブリックレイヤー)、デニムパンツ1万4080円(ローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス5万1700円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、ネックウォレット1万6500円(ヨロズ/ヘムトPR)、スニーカー8万6900円(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
爽やかパステル合わせ!
たくましい印象に最適なのがミリタリー。このところ、人気が急上昇ということもあり、ミリアイテムをチョイスのは正解。ただ、これってそれだけできてしまうと、近寄りがたいガチな軍好きに見えてしまうなんて危険性も。その着こなしでは、イマドキっぽくないのはおわかりかと。じゃあ、どんなアイテムと合わせればいい? というのが今回の話。とはいえ、ミリタリーの武骨さは上手にキープしたいため、ボトムは引き締めの黒デニムパンツに。こんなふうにベースのカラーが決まったら、インの色も決めやすい。というのも、ここから爽やかさを足していくんだけど、寒色系をただ合わせればいいってもんじゃないから。明暗のあるコーデをしっくりくるようにまとめるためには、カラーリンクというワザが一番簡単。たとえば、今回は、モッズコートのオリーブグリーンとリンクするパステルグリーンをインのパーカにチョイス。で、間に挟んだフリースジャケットは、デニムの黒とリンクさせて白黒に、という具合。どう? これならチグハグになんてならないはず。ちなみに、インナーをスウェットシャツじゃなくパーカにしたのはなぜかというと、フード付きなら、後ろ姿でも爽やかさを感じられるから。こなれた印象にも仕上がるからね。ミリタリーアイテムを着るとき、ちょっとこの組み合わせを思い出してみて!
モッズコート3万2780円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、フリースジャケット2万8380円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、パーカ2万2000円、デニムパンツ4万4000円(以上リプレイ/ファッションボックスジャパン)、ニット帽4400円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス4万8400円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、ブーツ2万5300円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
イルミ並みに華やかな見た目!
突然ですが、イルミネーションデートは行きましたか? 昨年と違って、今年はいろんな街にイルミネーションが戻ってきている。年をまたいで継続する場所も多いようだから、意中の彼女を誘うチャンスはまだまだある。けれど、冬の夜の厳しい寒さは、ダイレクトにアラフォーのカラダに響くってもの。ともなれば、間違いない最強ダウンを羽織りたくなるが、今回は少し遊びと華やかさを感じるコーデに仕上げてみよう。そこで、こんなレイヤードテクを取り入れてみるのはどうだろう。重ねたのは、グレーのスウェットパーカにフリースアノラック、そして中綿入りコーチジャケット。これだけ重ねれば、ダウンジャケット並みの暖かさになるはず。一方で、この組み合わせは視覚的な利点もある。それぞれ素材感が異なるのでコーデに立体感が出てこなれた雰囲気に。ただ、これらをダーク色でまとめてしまっては、無難なコーデに見えて、せっかくの立体感テクも台なし。そこで、アノラックをイエローにしてメリハリのつく華やかさをプラス。どう? イルミネーションに負けないあざやかさでしょ? ちなみにコレ、フードの2枚重ねで小顔効果もあり。きらめく街並みでスマート顔まで狙ってみた。というわけで、なにかとイイコトの多い重ね着コーデ。無難なダウンで出かけるのではなく、こんな感じで攻めてみてはいかがでしょう。
コーチジャケット4万2900円(RHC/RHC ロンハーマン)、フリースアノラック2万4200円(ケープハイツ/グリニッジ ショールーム)、中に着たパーカ9900円(ヴォート メイク ニュー クローズ/ヘムトPR)、デニムパンツ3万6300円(エージー/コロネット)、サングラス1万9800円(アイヴォル/アイヴァン PR)、ブーツ2万5300円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●ピエール アルディ 東京
TEL:03-6712-6809
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●キャバン 代官山店
TEL:03-5489-5101
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●セルジオ ロッシ カスタマーサービス
TEL:0570-016600
●ハリウッド ランチ マーケット
TEL:03-3463-5668
●ブリックレイヤー
TEL:03-5734-1098
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●ファッションボックスジャパン
TEL:03-6452-6382
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●グリニッジ ショールーム
TEL:03-5774-1662
●コロネット
TEL:03-5216-6518
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です