〈デウス エクス マキナ〉の新作4選
背中の刺繍で男を語る!
いまだ語られる男らしさの表現に、“男は背中で語る”なんて言葉がありますよね? 確かに、ペラペラとまくしたてるより、後ろ姿だけで「俺についてこい」的な男らしい存在感を出せたら、いうことなしだ。だけど、その貫禄を今すぐ手に入れるのは難しい。であれば、その背中の貫録をデザインで表現するっていうのもアリじゃない? ってなわけで、今回は背中にアクセントがあるアイテムを紹介。
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最近、ロゴやレタードなどを、ビッグサイズで主張するアイテムが増えてきているのはご存知? ‘90年代にブームとなった“ビッグロゴ”デザインが復活したっていうのもそうだけど、個性が重要視させるこの時代、ファッションでも個性を主張することが求められているっていうのも1つの要因かも。
で、注目したいのが、アクティブ男に人気のオーストラリアブランド〈デウス エクス マキナ〉だ。というのも、このブランドにはかっこよく背中で語れるアイテムが豊富だからだ。ロゴ、レタード、さらにはイラストにいたるまで、いろんなアイデアが背中に詰まっている。なかでもこの春の新作は、手の混んだ刺繍が大豊作! う~ん、プリントも好きなんだけど、立体感がある刺繍のあしらいも見逃せない。ということで、早速その刺繍アイテムを見ていこう!
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刺繍Tシャツ
7000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
南国独特の花が描かれたこのTシャツは、丁寧な刺繍細工が特徴。華美になりすぎることのない、大人らしいオリエンタルなカラーリングは、なんとも“デウス”らしい。ところで背面の“TEMPLE”って、どこかのお寺? いやいや、バリ島にある“デウス“のショップ情報が描かれているんです。のどかな田園風景の中に、突如と現れるカスタムバイクとサーフボードの列。ブランドファンなら、もう行った?
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刺繍ロンT
1万円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
ややゆったりめのロングスリーブTシャツ。袖の十字架や、蛇に巻きつかれた艶めかしい女性のイラストも個性的だが、注目はレタードの“VERITAS IN BENZI”。これ、ラテン語で直訳すると“ガソリンの中の真実”。同じくラテン語に“酒の中にこそ真実がある”なんてことわざがあるから、きっとその“もじり”。バイカーなら、見逃せない言葉⁉
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刺繍ボウリングシャツ
1万7000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
先シーズンから引き続き人気の高い開襟シャツも、“デウス”の手にかかれば、レトロで味のある雰囲気に仕上がる。背中の刺繍もビッグサイズで贅沢な作りだ。セクシーなカウガール×ボクシングというウィットに富んだ面白さで、クラシックアメリカを表現!
item04
刺繍パーカ
1万6000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
フロントから見ると、あざやかピンクでブランドロゴを施した、シンプル被りパーカ。でも、肝心の背面はというと、背中一面にピンク文字の刺繍が! お目立ちデザインだけど、2トーンカラーだから、実は大人にぴったり。で、コチラよ~く見ればミラノ店の住所だ。ここは日本のショップともまたひと味違うみたいだから、ミラノに行く際は是非!
パーカ1万6000円、中に着たサーマルロングスリーブTシャツ8000円、ブラックデニムパンツ1万6000円、手に持ったレザージャケット8万8000円、手に持ったキャップ3500円(以上デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス2万9000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、その他スタイリスト私物
バイク乗りの定番アイテムといえば、レザーライダース。ちょっと強面に見えてしまうけれど、ひとたび脱げばアクティブにも愛らしくも見える、背中にピンク刺繍のパーカが出現。こんなところでギャップを狙うのもあり!?
photo : Hiroki Nakayama(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) hair&make-up : Eri Iwasawa(+nine)text: Yuta Yagi
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です