夏の小物は“黒”で引き締める!
都会的なカジュアル姿を作る、リッチでシンプルな黒リュック!
アクティブな印象の強いリュックは、大人がスポーティな演出をするにもうってつけなアイテム。コーデがすっきりとまとまるし、もちろん身軽にだって動けるから、重宝するってもの。ただ、スポーツ由来のアイテムゆえに、モノによってはカジュアルすぎて小僧っぽく見えたり、一方で大人の着こなしには浮いてしまうのが悩みの種だ。
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そんな不安をあっさり解消できるのが、真っ黒レザーのリュック。それも格上感を秘めた、ラグジュアリーブランドの新作なら申し分ナシ。できるだけシンプルなデザインを選べば、カジュアルにも上品コーデにも馴染みやすいし、レザーの持つ上質感で大人のモード感も醸せる。早速、そんな黒リュックを紹介していこう。
W29×H40×D17㎝。48万7000円(ディオール/クリスチャン ディオール)
上質なカーフスキンに、卓越した技術によるエンボス加工でアイコニックなモチーフをあしらった、“ディオール グラビティ”レザーを使用。このロゴモチーフの模様のおかげで、平坦に見えがちな黒ワントーンにもしっかりとメリハリが作られ、リッチな存在感も醸せる。フロントの大きめのジップポケットに加え、内側にはノートPC用のスペースも備えており、機能的な作りも魅力。
W36×H40×D16㎝。50万7100円(ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)
マットな質感としなやかな風合いが際立つレザーを、流れるような曲線が美しいバックパックに仕立てたのがこちら。シンプルなデザインに小さく入ったロゴや、コイル状の結びめディテールが、さりげなく洗練された表情をプラス。レザーと〈ロエベ〉のロゴ入りウェビングを組み合わせた、スポーティなショルダーストラップに加え、トップハンドルも付いており汎用性も抜群。
W32×H36×D18㎝。39万6000円(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
バックパックといえば縦長フォルムが主流だが、こちらはコンパクトな正方形に近いシルエット。これだけでも都会的な印象だけど、さらにフラップ部分に立体的なロゴを施し、カジュアルな中にモダンなアクセントを効かせている。このロゴがかなり大きめながら全体がワントーンなので、これ見よがし感がないのも大人好み。素材には手触りが良く、軽くて丈夫なディアスキンを使っており、シーンを問わず活躍すること間違いナシ。
W32×H42×D20㎝。40万2600円(エトロ/エトロ ジャパン)
スポーティなイメージの強いリュックを、メゾンの象徴である“ペガソ”ロゴをエンボスしたパッチやメタルパーツで、ぐっとスタイリッシュにシフト。しなやかなタンブルドレザーを使い、独特のシボ感でニュアンスのある風合いを演出している。ライニングにはストライプ柄の布をあしらい、普段はあまり見えない部分にも、きっちり洒落感を漂わせているのも見逃せない。
●エトロ ジャパン
TEL:03-3406-2655
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6833-6099
●ロエベ ジャパン クライアントサービス
TEL:03-6215-6116
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Satomi Maeda