今、Gジャンを新調するなら、ファーストタイプが人気急上昇!
日中は汗ばむけれど、朝晩は冷え込む。そんな難しい気候の今、羽織るならデニムジャケットがちょうどいい。さらに男らしさもスタイルに出せるとなれば、選ばない手はないでしょ? もし新たな相棒となる1着を探しているなら、今買うべきはずばりファーストタイプだ!
Gジャンの中でもよく見かけるのは、フロントに2つのV字ステッチが入った1着かと。それはサード型と呼ばれるモデル。ここでおすすめするファースト型は、前立ての脇に2本のプリーツが入り、胸ポケットはひとつ、というのが特徴。シルエットもそこまで絞られてなく、丈も少しだけ長め。ゆえに羽織りとして使いやすく、貫禄もたっぷりに醸し出せるのが魅力だ。しかも今期は様々なブランドにラインナップされ、注目度も高いってわけ。買うなら次の5ブランドから是非!
右/ウォッシュ1万5400円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン) 左/リジッド4万9500円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)
1936年に登場したタイプⅠトラッカージャケットの復刻。前面のダブルプリーツ、シングル胸ポケ、露出した銅リベット、フィット感を調整できる背面のシンチバック、ビッグEレッドタブなどなど、当時のディテールをしっかりと再現している。一方、ウォッシュタイプのシルエットはリラックスフィット仕上げやサイドポケット装備など、現代に着やすいようにアップデイトされているので、モダンな印象でお洒落を楽しめる。
8万300円(ロンハーマン デニム/ロンハーマン)
1950年代のアメリカンデニムに着目したコレクションのひとつ。「当時のワーカーたちが5年着用したら……」というのをイメージしながら、フェードした色落ちや自然なアタリなどのエイジング加工をオン。見た目と同様に、13オンスデニムのタフな風合いも魅力だが、現代的なシルエットへアップデイトして、より今っぽく着られるように仕上げている。
10万3400円(デンハム/デンハム・ジャパン)
前プリーツが特徴のファーストタイプには珍しい、ブラックデニムを採用した1着。自然な色落ち具合と着古したかようなダメージ加工が最大の魅力。サード型のような絞りがないぶん、バックベルトを備えてウエストまわりに立体感を持たせて着こなすこともできるよう仕立てた。胸ポケットに施されたお馴染みのアイコン、シザーズマーク刺繍が、さりげないアクセントに。
5万2800円(ハバノス/ヘムト PR)
ワーク、ミリタリー、サーフなど、メンズカジュアルの要素をうまくミックスし、古きよきエッセンスを独自の解釈によって現代的に仕上げ提案するブランド。こちらは色落ち具合といい、襟まわりや袖のリペア処理の具合といい、かなりリアルなヴィンテージ感を再現。ボタン+ジップ式で着脱も楽ちんなうえ、さらにミリタリージャケットのライナーをイメージした前立てをプラス。ただのデニジャケではない、男らしい1着に仕立てた。
4万4900円(TMT/TMT ジャパン)
ヴィンテージのファースト型を解体。糸や染色、織りといった生地や、縫製やパターンなどのデザインをとことん研究し、独自解釈によって現代風にアレンジしたこだわりのトラッカージャケット。採用した生地は、ブランドがこだわるオリジナルデニムのノンウォッシュ。着込むほど自分だけのシルエットや色落ちに仕上がるのが、面白いところだ。
●TMT ジャパン
TEL:06-6534-6614
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Yuta Yagi