夏の終わりはなにを穿く?
Tシャツもシャツも、 ジャケットも似合う淡グレーデニム!
暑さはまだまだ厳しいけれど、空気がすっきり透明感を増してきた感じがしたり、夜風を少しだけ冷たく感じたりと、少しだけ秋めいてきた今日この頃。外に出ても汗ばむことなく過ごしやすくなってきたということで、デニムが活躍する季節がやってきましたね!
ショーツからデニム姿に切り替えるなら、この秋どんなデニムからはじめる? Tシャツ、シャツ、ジャケットなどのスタイルを楽しめる秋は、様々なトップに合う万能さが重要。であれば答えは早い。ずばり淡グレーデニムからはじめるのが正解です。合わせ次第で都会的なムードを存分に出せるから、秋の街を散策するのにちょうどいいはず。ってことでおすすめ5本をご紹介。
3万3000円(リーバイス メイド イン ジャパン/リーバイ・ストラウス ジャパン)
世界がうらやむ日本製デニム生地&日本での縫製で手掛ける、“メイド イン ジャパン”シリーズ。こちらにこの秋、洗練された印象が強い、ライトグレーが仲間入り。シルエットは、股上は浅めでお尻から腿、裾にかけてすっきりと、スムースなフォルムを描く、スリムストレートモデル“511”。〈リーバイス〉のもっともクラシックなスタイルのひとつも、ライトグレーならコーデもよりすっきりとこなせる。生地はプレミアムセルッビッジデニムなのも、デニム好きには見逃せない。
11万6600円(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)
扱いやすい生地感とスリムフィットシルエットが魅力の1本。もちろん〈ヤコブ コーエン〉の醍醐味である、伸び伸び楽々な穿き心地は健在だ。ミドルグレーの生地を丁寧かつ精巧に味出し加工を加え、ナチュラルなアタリを見事に表現。オーセンティックな生地感の1本にこだわるのもいいけれど、この優しい穿き味は是非試してほしい!
5万600円(PT トリノ デニム/PT ジャパン)
スラックスラインに位置するブランドの中でも最も細身に仕上げられている“ロック”に、端正なグレーが新色として登場。股上はやや深めに設計することで、裾に向けて強めに絞られた細身シルエットながら、穿き姿は意外にもクラシカルで男らしい雰囲気に。適度に粒だった生地の表情や、クリースラインに沿ったアタリなど、単なる味出しではないこだわりを感じる加工具合がお見事!
2万4200円(ジースター/ジースター インターナショナル)
腰まわりから腿にかけてはルースフィット、さらに裾にかけての足まわりはバギーライクなストレートシルエット。1990年代っぽい雰囲気をムンムンに感じる“タイプ96”は、大胆な色落ちやリペア跡があるにもかかわらず、グレーデニムがベースのためか、スッキリ&クールな雰囲気で穿ける。チャンキーなスニーカーなど、ボリュームシルエットのシューズと相性抜群だ。
1万6500円(ニードバイ ヘリテージ/ゲストリスト)
腰まわりはゆったり、裾にかけて自然とテイパードさせた、ちょっと丸みを帯びたシルエットが特徴の“トニー”。股上も深めでクラシックなスタイルなので、ちょっとタイトなトップとよく似合う。オリジナルで開発した生地は、太く短い繊維を空気の流れで撚りを加えて糸にするオープンエンド糸を使用。適度な空気を含み、デニムらしいガサッとした触感を楽しめる。
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●ジースター インターナショナル
TEL:03-6890-5620
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
●ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店
TEL:03-3405-0852
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Yuta Yagi