ニコ・ロミート/イル・リストランテ ニコ・ロミート シェフ キュレーター
“真のイタリア料理”をどの都市でも味わえるように。
〈ブルガリ ホテル 東京〉のシグネチャーダイニングとしてオープンし、開業からわずか8カ月でミシュラン1つ星を獲得した〈イル・リストランテ ニコ・ロミート〉。監修者はイタリア中部アブルッツォ州にある自身のレストラン〈レアーレ〉で3つ星を有し、イタリアの権威ある美食ガイド『ガンベロロッソ』でベストイタリアンシェフに選ばれたニコ・ロミート。ブルガリ ホテルズ&リゾーツのメインダイニングであるパリ、北京、ドバイ、上海、ミラノ、ローマ、そして東京の〈イル・リストランテ ニコ・ロミート〉を監修し、そのすべてで確かな評価を得ている。各店で同じ世界観を高いレベルで表現することは、決して容易ではないはず。
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「私の仕事は、映画でいうと監督業に近いかもしれません。この店では、イタリアの伝統料理に根差しながら新しい味わいを作り出す研究を重ね、これを〈ブルガリ〉との共通点である職人技とともに“真のイタリア料理”として提供しています。一方で、それぞれの都市のシェフが持つ創造性も無視できません。彼らの個性を大切にしながら私の経験を共有し、統合していくことが、私の仕事です。言葉で説明する以上に大変な仕事ですが非常にクリエイティブなことであり、この仕事によってお客様に満足していただけることが私の喜びになっています」
そんな“監督”の理想を体現するメニューは、どんな料理なのだろうか。
「研究を重ね、シンプルさの極みとしての美味しさに到達したスパゲッティ ポモドーロ。そして同じくシンプルさを追求し、私にとってはひとつの料理になりうる存在にまで高めたパンも“真のイタリア料理”として楽しんでほしいですね」
〈ブルガリ ホテル 東京〉の40階に位置するシグネチャーダイニング。レジデント ヘッド シェフは、ミラノ出身でジュネーブのミシュランの星つきレストラン〈イル・ラーゴ〉などで経験を積んだマウロ・アロイシオが務める。監修者のニコ・ロミートは、伊・アブルッツォ州にある3ツ星のレストラン〈レアーレ〉近くにラボラトリーを構え、“健康的な食”をテーマにした料理の研究にも余念がない。