お洒落なうえにコロナ対策まで叶うって本当!?
“ウイルスに強い”アクセとは?
昨今のコロナ禍によって起きた様々な変化。ファッション界では、マスクストラップをはじめ、抗菌仕様が施された服が登場するなどその影響は大きく反映され、今までにはなかったアイテムが新たに開発されいる。そんな中、なんと“ウイルスに強いアクセサリー”ブランドが新登場。コレ、一体どういうことなのだろうか?
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そんな特徴を持つ新ブランドの名は、〈フジキンコウ〉。東京に拠点を置き、真鍮をメインに扱うアクセサリーブランド。もともとは、昭和44年創業の金属問屋。しかし、下請け企業であったため、自社の名前が世に出ることは少なかった。そこで、自分たちが手掛けたモノを自社の名で広めたいという強い思いから、自社ブランドを設立。現在では、難しいといわれる真鍮の加工技術を誇り、アパレル業界やホテルを中心に加工依頼が殺到するほどになっているという。
ベルトループやバッグハンドルにかけられるキーホルダー。各1万1000円(以上フジキンコウ)
さて、そんな〈フジキンコウ〉が手掛けるウイルスに強いアクセサリーとは、なんなのか。実は、〈フジキンコウ〉がアクセサリー作りに用いている、真鍮自体に抗菌作用があるのだ。真鍮とは、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金のことであり、この銅が抗菌作用を持っている。これは新型コロナウイルスに対しても有効で、プラスチックやステンレスの表面ではウイルスの生存期間が、48~72時間であるのに対し、銅の表面では、4時間になると米国のカリフォルニア大学とプリンストン大学の研究チームが正式に発表している。
同じくベルトループやバッグハンドルにかけられるキーホルダー。各8000円(以上フジキンコウ)
そんな真鍮を用いた〈フジキンコウ〉のアクセは種類が豊富。ベルトループにかけるキーホルダーからカラビナのようなデザイン、そして首から下げられるネックレスタイプ、カードケース付きのものまである。アクセに用いられた真鍮にはすべてエイジング加工がされており、ヴィンテージ品のような雰囲気が漂う洒落たデザインだ。実は、この真鍮にエイジング加工を施すのは大変難しく、〈フジキンコウ〉が誇る高度な技術だからこそできること。もちろん、経年変化も楽しめるのが真鍮の魅力。もとからエイジングされているだけあって、さらに奥ゆかしい表情になっていくのがとっても楽しみだ。
ちなみに、このデザインを手掛けているのは、大手セレクトショップなどの什器を製作するデザインチーム。お洒落度の高さはお墨付きというわけだ。
鍵やコインケースは普段から触る頻度が非常に高いもの。〈フジキンコウ〉の真鍮アクセで、お洒落なウイルス対策を取り入れてみるのはどうだろうか。
●フジキンコウ
TEL:03-3694-9411