味のある男はかっこよく見える!
モノトーン好きは、 春も褪せ黒スウェット!
そろそろ、スウェットシャツ1枚で歩くのがちょうどいい季節。で、スウェットってそれだけでサマになるアイテムだけに、デザインはきちんと選びたいところ。モノトーン好きでシックに男らしくキメる派は、春とはいえやっぱり黒が気になるはず。であれば、褪せたトーンで味な雰囲気を醸せるスウェットがかっこつく!
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でも、なぜ褪せ黒なの? と思う人もいるかもしれない。それは、真っ黒ではなんだか重苦しいけど、褪せ黒のちょっとヌケ感のある味があれば、春の爽やかさにも馴染むから。しかもこの春、いろんなブランドからラインナップされている。つまりは注目度も高いってことかも。なかでも注目したい5ブランドをピックアップしてみた。
1万6500円(サタデーズ ニューヨークシティ)
ヘビーオンスのコットン100%製スウェットを、特殊溶剤と顔料を使って生地を染色する、ピグメント加工を施すことで、味のある表情に仕上げた。余裕のあるシルエットも手伝って、リラックスした雰囲気を醸し出せるのも今どき感があっていい。胸元にはお馴染みのスラッシュロゴをボディと同じトーンの刺繍でオン。
3万800円(リサウンド クロージング)
適度にラフな印象を作れる一方で、だらしなく見えない、優秀スウェットがお目見え。まるで長い間日焼けしたかのような褪せた表情を加工によって生み出している手の込んだ1着だ。ボディの生地は高密度に織り上げることでなめらかな質感と糸自体の光沢が合わさり、コットン100%に見えない高級感のある雰囲気に仕上がっている。
1万780円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーサービス)
素材は環境に配慮して生産されたサステナブルなアメリカ綿を100%使用。リバースウィーブ製法によって生地の縦縮みを防ぐと同時に、両脇にエクスパンションガゼットを付けることで横の縮みへの影響を少なくし、動きやすさに配慮。硫化染めをはじめユーズド感を持たせる様々な加工も施し、タフな見た目の演出にひと役買っている。
2万1780円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)
ブランドらしさ全開な、強烈ダメージ加工を施すことで、ヴィンテージな風合いをたっぷりと示した1着。まるでヴィンテージスウェットのような、柔らかく、褪せたトーンで、こなれ感たっぷり。身幅はゆったり、着丈は長すぎずスッキリの、ユニークなシルエットでリラックスした印象に。加工具合や風合いが1点ずつ違う点も、おもしろい。
2万3100円(アーノルド パーク スタジオ/ジェットン ショールーム)
真っ黒ボディに強めの洗い加工を施して、フェードしたトーンに仕上げた1着。デザインはフロントにロゴ刺繍パッチをドンと構えただけと、シンプルゆえに合わせるアイテムも選ばない。リラックスシルエット、コットン100%裏毛使用という、スウェットシャツの王道な作りも魅力。
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●ジェットン ショールーム
TEL:03-6804-1633
●ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
TEL:0120-456-042
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●リサウンド クロージング
TEL:06-6441-6061
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text :Yuta Yagi