バンダナ柄が印象的だが、よく見るとブランドのアイコニックなキューブ柄も組みこまれている。アッパーは牛革で高級感もあり。スニーカーを主役にコーデを組みたい。6万6000円(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
40歳で人生の折り返しを迎えてみて、思うこと……。やっぱり好きなものは変わらない、と。ギターを低く構えたバンドを見ると「おっ」て思うし、海を見ると、相変わらず波の高さが気になる。YouTubeでスパイク・ジョーンズのスケートビデオを見ながらほくそ笑む日々だって変わらない。それは着るモノも同じ。特にスニーカーに関しては、スケートシューズには目がない。そんな人に絶対に履いてもらいたいのがこれ。
〈エルメス〉のデザイナー時代に、ラグジュアリーブランド初のスニーカーを発表したことでも有名なシューズ界の名匠〈ピエール アルディ〉の、その名も“オーリースニーカー”。スケートボードの最も有名なトリックの名前を冠したこのスニーカー。ひと目惚れとはまさにこれのことなんじゃないかってくらいのインパクトだ。昔から変わらない好きなカタチと柄が牛革でラグジュアリーな装いとなっているところに自然と心躍るはず。これを機会に、もう一度スケートボードをはじめてみるのも悪くない!? でも、ケガにだけは気をつけてほしい。そこだけは間違いなく変わってるから!
ソールはバンダナ柄を引き立てる白だが、爪先部分にブランドのアイコン的キューブ柄が並び、インパクトあるデザインに
お馴染みのブラックのキューブが小気味いいアクセント
ブランド名がしっかりイン。ボリューム感のあるソールをより印象的に
●ピエール アルディ 東京
TEL:03-6712-6809
雑誌『Safari』12月号 P53掲載
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