DIOR HOMME[ディオール オム]
ストレッチの効いた日本製デニム。 ほどよいユーズド加工やセルビッジが施されたシンプルで都会的な1本。 バックポケットに配された“ダーツ”というデザインが際立っている。 “CD”のイニシャルが刻まれたメタリックリベットのさりげないあしらいも品を感じさせる。 10万50…
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ストレッチの効いた日本製デニム。 ほどよいユーズド加工やセルビッジが施されたシンプルで都会的な1本。 バックポケットに配された“ダーツ”というデザインが際立っている。 “CD”のイニシャルが刻まれたメタリックリベットのさりげないあしらいも品を感じさせる。 10万5000円(ディルオール オム/クリスチャン ディオール)
いつもの定番デニムこそ上質なものにアップデイト!
〈ディオール オム〉から新作のセルビッジのブルーデニムが登場。ほどよいヴィンテージ加工と上質感が漂うこの1本。そして、 大人っぽく洗練されたデザイン。これは新定番のデニムとして活躍しそうだ。
毎日のコーディネートに欠かせないアイテムといえばやはりデニム。そんなデニムの選び方を考えてみたとき、みなさんはどんな点を気にするだろうか?個性出しを狙うなら、ダメージやリペア加工が多くあるものや、見た目にユニ—クなデザインにこだわるはず。では、ベーシックなデニムを考えたときはどうだろう。答えは明らか。そう、やはり長く穿けて品質の確かなものがいい。もともとデニムは丈夫な素材だから長く使えるわけだし、ベーシックな見た目なら着まわしもきく。さらに美しいシルエットやこだわりがあれば、定番としては合格。であれば、当然厳しい目でセレクトにはこだわらないと。
そこで〈ディオール オム〉のデニム。そう、いいブランドのデニムを自分の定番にするのも手かと。そもそも〈ディオ—ル オム〉のデニムヘのこだわりが強いのは一般的にも知られている。いまだに昔ながらの旧式力織機で職人の手によって織られており、通常の約5倍の時間を要している。しかも、セルビッジの場合、染料に約20回ほどくぐらせていて(普通のデニムに比べると約2倍の工程)、限りなく深いブルーを実現しているのだ。さらに、こちらは“メイド イン ジャパン”のもの。いまや日本のデニムは世界に誇る上質なものだということはご存知のとおり。ストレッチの効いた素材や、熟練の職人技術によって生まれたデニムは穿き心地も上質。まさに大人の定番デニムとしてふさわしいってわけ。もちろん定番とはいえ、デザイン的に際立った特徴がないかというとそうではない。バックポケット部分には“ダーツ”と呼ばれるデザインが。シンプルだからこそ、このデザインが際立ってみえる。
どう?大人にふさわしく、まさに上質なこのデニム。今こそ定番デニムを、この1本にアップデイトしてみては?
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
雑誌『Safari』3月号 P234掲載