〈エテラ〉偏愛歴の長いトートバッグ派ならこの価値がきっとわかる!?
王道のキャンバストートから使いはじめ、その使い勝手のよさから愛用歴を重ねてきたという人、少なくないはず。そんな違いのわかる大人も納得のトートとは、どんなものなのか。その模範解答といっても過言ではない秀作をご紹介!
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ETELA
コリン・ファレルのヘアバンド然り、ジャスティン・セローのブーツ然り。ハリウッドセレブの中には、愛してやまない偏愛アイテムがあるケースが意外と多い。なにかの験担ぎなのか、単純に使い勝手がいいからなのかは定かではないが、その人なりのライフスタイルに合っているものだからこそ、買い直したり、買い足したりして愛用し続けているのだろう。
しかも、それは必ずしも同じブランドのものをずっと使うわけではなく、偏愛歴と年齢を重ねるごとにアップグレードするケースも。ブラッド・ピットが偏愛し、トレードマークになっているサングラスがまさにそれ。最近では、オーダーメイドにまで手を出してサングラス愛、ここに極まれりという状態のようだ。
で、偏愛というと大袈裟かもしれないが、バッグ選びにおいて「結局、トートバッグが使い勝手いいよね」という理由で偏愛気味な人、意外と多いのでは⁉ リュックと違って荷物がポンポン入れられて、出し入れも簡単。収納力もあるので、使えるシーンの幅も広い。ということで、王道のキャンバストートから偏愛歴がはじまり、いろいろなタイプを使い倒してきたけど、やっぱり次に買うのもトートバッグなのは間違いない。な~んて思っている人に手に取ってほしいのが、〈エテラ〉の新作。
しっかり深さがあって、肩がけも手持ちも映えるハンドルも秀逸だが、注目してほしいのはその素材。旧式のシャトル織機で度を詰めて織り上げたコットンツイルは、丈夫にして大人が持つトートにふさわしい上質な仕上がり。しかも単色の黒ではなく、表面に浮かぶヘリンボーンの織り柄がまた、印象的。カジュアル姿のときは品よく見え、都会的な装いのときは引き立て役になってくれる。トート偏愛歴を重ねてきた大人なら、このワンランク上の仕上がりと使用感に首を縦に振るのは間違いない⁉
傷が目立ちにくい型押しレザーのハンドルは、長さ調節可能なバックル付き。ボトム部に底鋲が施されているので、フロアに安心しておける。マチ幅をしっかり確保しつつ、開口部に向かって少しスリムに設計することで、すっきり見えるデザインに仕上げた。W41.5×H34×D15㎝。3万5200円(エテラ/オフィチーナ クレア)
●オフィチーナ クレア
TEL:03-6427-7413
雑誌『Safari』5月号 P285掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo