デニム姿にピタリとハマる!
ほどよいエイジングスニーカー6選!
新品なのに、すでに履き古したようなデザインに仕上がっているのが、いわゆる“エイジングスニーカー”。コレ、味出しされたデニムには相性ぴったりなんだけど、行きすぎたユーズド加工はみすぼらしく見えるだけ。では、一体どの程度ならちょうどいいのだろうか? そこで見てほしいのがここで挙げた6足。これ見よがしにならないくらいの塩梅が、大人にはちょうどいい!?
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GOLDEN GOOSE
6万2000円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
冴えわたる“味スニ”の代表選手!
エイジングスニーカーの代名詞的なブランドといえば、やっぱり〈ゴールデン グース〉。これは、その大躍進の立役者となった代表作の“スーパースター”。横顔を特徴づける星型のパッチはもちろん、アウトソールの側面も迫真の汚し加工で味出し済み。よ~く見ると、靴紐もいい感じのユーズド感に仕上がっている。シルバーのヒールタブが放つ輝きで、後ろ姿でさりげなくリッチさを印象づけることも。
GOLDEN GOOSE
6万2000円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
技ありの加工をハイトップでも!
“スーパースター”と人気を二分している〈ゴールデン グース〉の定番として、“フランシー”の存在もお忘れなく。ネタ元としてイメージしたのは1970年代のバッシュで、色褪せたカーフスウェードやいい感じに黒ずんだソールが、ユーズド好きにはたまらない見どころに。インサイド側をジッパーで縦方向に開ける設計なので、ハイトップスニーカーでありながら脱ぎ履きも苦にならない。
DIADORA HELITAGE
2万4000円(ディアドラ ヘリテージ/DMR インク)
新品の状態から味わえる!
味出しスニーカーに目をつけるなら、’70年代の名作を現代に蘇らせた〈ディアドラ ヘリテージ〉も外せない。単なる復刻モデルだと思ったら大間違い。同社のお家芸といえば、巧みな洗い加工。このスニーカーのヌバックレザーやキャンバスの味わい深い色落ちや風合いを見れば、その強いこだわりをおわかりいただけるかと。アッパー全体がくったりと味出しされているので、買った瞬間から足に心地よく馴染んでくれるのもポイント。
VISVIM
10月上旬発売予定。7万6000円(ビズビム/F.I.L.トウキョウ)
包まれる感覚がやみつきに!
ハイトップのキャンバススニーカーは、足に馴染んだときの感覚がたまらない。その独特の履き心地を再現しつつ、ワンランク上の快適さに仕上げたのがこちら。目の詰まったキャンバスアッパーは、くったりとした風合いに加工。そのうえで、しなやかなレザーをライニングしているので、吸いつくような履き心地を味わえる。経年変化したときのような色合いにも、白さ際立つ新品とはまた違う雰囲気があるでしょ!?
NONNATIVE
1万8000円(ノンネイティブ/ベンダー)
潮風を感じさせる足元に!
こんな風にアタリや色落ちが映える青キャンバススニーカーなら、男らしさと一緒に潮っぽさもアピールできそう。底が剥がれにくく、型崩れもしにくいバルカナイズ製法を採用したソールも、真っ白ではなく生成りっぽく味出しされている。アッパーとソールの結合部分に黒ラインを走らせたデザインが特徴的。同梱されている黒紐に付け替えると、足元の印象を引き締めることも。
PHILIPPE MODEL
5万9000円(フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)
男らしさのスパイスをひとふり!
〈フィリップモデル〉の代表作といえば、“パリス エックス”。一般的なコートシューズ以上に品よく見える秘密は、アウトソールの前後で輝きを放つシルバーの切り替えやエンブレム。こうした格上感を出すためのディテールをこれみよがし感なしでアピールできるのも、エイジング加工が施されているから。手書きっぽい書体でブランド名を描いた靴紐も、見どころのひとつ。
●F.I.L. トウキョウ
TEL:03-5725-9568
●ゴールデン グース 東京店
TEL:03-6803-8272
●DMR インク
TEL:03-5770-3040
●ベンダー
TEL:03-6452-3072
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo