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FASHION ファッション

2020.07.27

デニム姿にピタリとハマる!
ほどよいエイジングスニーカー6選!

新品なのに、すでに履き古したようなデザインに仕上がっているのが、いわゆる“エイジングスニーカー”。コレ、味出しされたデニムには相性ぴったりなんだけど、行きすぎたユーズド加工はみすぼらしく見えるだけ。では、一体どの程度ならちょうどいいのだろうか? そこで見てほしいのがここで挙げた6足。これ見よがしにならないくらいの塩梅が、大人にはちょうどいい!?

[ゴールデン グース]
GOLDEN GOOSE



6万2000円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)

渾身のユーズド加工が
冴えわたる“味スニ”の代表選手!


エイジングスニーカーの代名詞的なブランドといえば、やっぱり〈ゴールデン グース〉。これは、その大躍進の立役者となった代表作の“スーパースター”。横顔を特徴づける星型のパッチはもちろん、アウトソールの側面も迫真の汚し加工で味出し済み。よ~く見ると、靴紐もいい感じのユーズド感に仕上がっている。シルバーのヒールタブが放つ輝きで、後ろ姿でさりげなくリッチさを印象づけることも。 

 

[ゴールデン グース]
GOLDEN GOOSE


6万2000円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)

ベニスの職人が手掛ける
技ありの加工をハイトップでも!


“スーパースター”と人気を二分している〈ゴールデン グース〉の定番として、“フランシー”の存在もお忘れなく。ネタ元としてイメージしたのは1970年代のバッシュで、色褪せたカーフスウェードやいい感じに黒ずんだソールが、ユーズド好きにはたまらない見どころに。インサイド側をジッパーで縦方向に開ける設計なので、ハイトップスニーカーでありながら脱ぎ履きも苦にならない。 

 

[ディアドラ ヘリテージ]
DIADORA HELITAGE


2万4000円(ディアドラ ヘリテージ/DMR インク)

足に馴染んだ靴の心地よさを
新品の状態から味わえる!


味出しスニーカーに目をつけるなら、’70年代の名作を現代に蘇らせた〈ディアドラ ヘリテージ〉も外せない。単なる復刻モデルだと思ったら大間違い。同社のお家芸といえば、巧みな洗い加工。このスニーカーのヌバックレザーやキャンバスの味わい深い色落ちや風合いを見れば、その強いこだわりをおわかりいただけるかと。アッパー全体がくったりと味出しされているので、買った瞬間から足に心地よく馴染んでくれるのもポイント。 

 

[ビズビム]
VISVIM


10月上旬発売予定。7万6000円(ビズビム/F.I.L.トウキョウ)

味キャンバスと革に
包まれる感覚がやみつきに!


ハイトップのキャンバススニーカーは、足に馴染んだときの感覚がたまらない。その独特の履き心地を再現しつつ、ワンランク上の快適さに仕上げたのがこちら。目の詰まったキャンバスアッパーは、くったりとした風合いに加工。そのうえで、しなやかなレザーをライニングしているので、吸いつくような履き心地を味わえる。経年変化したときのような色合いにも、白さ際立つ新品とはまた違う雰囲気があるでしょ!? 

 

[ノンネイティブ]
NONNATIVE



1万8000円(ノンネイティブ/ベンダー)

味青キャンバスだったら
潮風を感じさせる足元に!


こんな風にアタリや色落ちが映える青キャンバススニーカーなら、男らしさと一緒に潮っぽさもアピールできそう。底が剥がれにくく、型崩れもしにくいバルカナイズ製法を採用したソールも、真っ白ではなく生成りっぽく味出しされている。アッパーとソールの結合部分に黒ラインを走らせたデザインが特徴的。同梱されている黒紐に付け替えると、足元の印象を引き締めることも。 

 

[フィリップモデル]
PHILIPPE MODEL


5万9000円(フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)

大人顔スニーカーを履くときこそ
男らしさのスパイスをひとふり!


〈フィリップモデル〉の代表作といえば、“パリス エックス”。一般的なコートシューズ以上に品よく見える秘密は、アウトソールの前後で輝きを放つシルバーの切り替えやエンブレム。こうした格上感を出すためのディテールをこれみよがし感なしでアピールできるのも、エイジング加工が施されているから。手書きっぽい書体でブランド名を描いた靴紐も、見どころのひとつ。 

 

 
Information

●F.I.L. トウキョウ
TEL:03-5725-9568

●ゴールデン グース 東京店
TEL:03-6803-8272

●DMR インク
TEL:03-5770-3040

●ベンダー
TEL:03-6452-3072

●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567

写真=丸益功紀 スタイリング=浅井秀規 文=遠藤 匠
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo
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