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CULTURE カルチャー

2021.08.14


イ・ビョンホン「北朝鮮の言葉を話さなければいけなかった」

8月27日に公開される韓国映画『白頭山大噴火』。北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山が、観測史上最大の大噴火を起こす。ソウルもマグニチュード7.8の大地震に見舞われるというディザスタームービーだ。驚くべきは、そのリアルな映像。高層ビル群が崩壊し、地面が引き裂かれていく場面は圧巻。『神と共に』シリーズで、高いVFX技術を世界に知らしめた韓国のデクスタースタジオがCGを担当。ハリウッドのスタジオにも引けを取らない、迫力の映像を生み出した。この作品で、噴火を止めるために奔走する北朝鮮の工作員リ・ジュンピョンを演じるのがイ・ビョンホンだ。

 

 
イ・ビョンホン「北朝鮮の言葉を話さなければいけなかった」

「ジャンルとしてはパニック映画だと思いますが、ユーモアもたくさんあるし、悲しみも愛も友情もあって、そして裏切りもあります」と語るイ・ビョンホンは、本作ではじめて北朝鮮の工作員役を演じることに。それについて、「今回、生まれてはじめて北朝鮮の人の役を演じました。劇中で、北朝鮮の言葉を話さなければならなかったですし、中国語のセリフもありました。最初はそのプレッシャーがありましたね」と、コメント。

とはいえ、やはり中国語をマスターする方が難しかったようで、「北の言葉は基本的には韓国語と同じなので、継続して練習すれば、ある程度はニュアンスやトーンもわかるようになって慣れてくるんです。けれども、中国語はやってもやってもなかなか分かりませんでした(笑)」と、苦労したことを明かした。
 

 
イ・ビョンホンは、2009年『G.I.ジョー』でハリウッドデビュー。その後も、2013年『G.I.ジョー バック2リベンジ』、2015年『ターミネーター:新起動/ジェニシス』とCGを駆使した大作映画に参加。そのため、ブルーバックでの演技経験も豊富なのだが、ディザスタームービーという特殊性ゆえに大変だったこともあったようだ。「CGが必要な場合にはブルーバックの中でとんでもないことが起こっているように演技をしなければなりません。今回は地震もあるので揺れもありますし、またクルマの中でハンドルをどっちに切るかによって体もその方向にふらつかなくてはならないんです。特にカメラで抜かれたら、その人と隣にいるもう1人も同じ動きをしなければならないので、そういった部分で混乱したりしました。タイミングが合わないともう1回撮り直して…ということも多かったです」今年51歳になったベテラン俳優でも、ひと筋縄にはいかなかったようだ。
 

 
イ・ビョンホン「北朝鮮の言葉を話さなければいけなかった」

ただし、もう1人の主人公チョ・インチャンを演じたハ・ジョンウとの初共演は楽しめたようだ。「ハ・ジョンウさんはとても瞬発力のある人ですね。アドリブに合わせてまた違うアドリブをしてきたりします。ハ・ジョンウさんがアドリブをしてくると、私もそれが面白くなってまた違うアドリブをのせていったり。互いにとても合っていたように思います」
 

 
最後に、イ・ビョンホンは本作を「ギフトセットのような映画だ」と表現し、続けて「パニック映画というジャンルですが、2人の友情と裏切り、そうした感情が描かれているある種のバディムービーのようでもあります。友情、愛、裏切り、そしてスリル、本当に色々詰まっている映画です。映画を観ている間は緊張とスリルが絶えませんが、是非期待してください」と抱負を語った。『白頭山大噴火』は、8月27日より全国ロードショー。

『白頭山大噴火』
監督/イ・へジョン、キム・ビョンソ 出演/イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク 配給/ツイン
 

 


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