『ワイルド・スピード スーパーコンボ』は過激アクションにも笑いあり!
こちら『ワイルド・スピード』の最新作は、なんと“スピンオフ”という位置づけ。そのためシリーズの主人公だったヴィン・ディーゼルは登場せず……。とはいえ、残念がる必要なし。なぜって? それは、ドウェイン・ジョンソン演じるホブスと、ジェイソン・ステイサム扮するショウによる豪華すぎる“ダブル主人公”だからだ。“ワイスピ”らしい、破天荒なアクションはもちろん健在。スピンオフとはいえ、シリーズファンを納得させる出来栄えになっている!
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『ワイルド・スピード スーパーコンボ』
ムネアツなポイントは?
“2大アクション俳優のコンビプレーに釘付け!”
舞台はロンドン。MI6のエージェント、ハッティが新型ウイルス兵器を手にしたまま姿を消してしまう。行方を追う政府は、事件を解決するため元FBI特別捜査官ホブスと元MI6エージェントのショウを招集。しかし、2人は過去に因縁があり、犬猿の仲。なにかといえば、子供のように意地を張り合う……、というユル〜いアクセントが本作の特徴。もちろん、ウイルスを狙う改造人間の出現など、アクション映画の醍醐味であるブッとんだ状況は満載。笑いながら気軽に楽しめる内容に仕上がっている。
ロンドン市街での一大カーチェイスは、ワイスピらしい見せ場。特に、敵が魅せるバイクアクションは圧巻! コンピュータ制御されたマシンで、様々な障害物をスリ抜けていくサマは、これまでに観たことのないほどの演出で、アドレナリンがガンガン上がるはず。さらにインパクトを放つのが、ドウェインとジェイソンによる敵との格闘バトル! パワーで敵を退治するドウェインに対し、キレとスピードで敵をバッタバッタと叩きのめしていくジェイソン。2人の特長を反映したバトル演出は、実に痛快だ。ワイスピの支柱である“ファミリー”というテーマも意外なキーポイントとなっているので、やはりシリーズファンは必見かと!
『ワイルド・スピード スーパーコンボ』
監督/デビッド・リーチ 出演/ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、バネッサ・カービー 配給/東宝東和
2019年/アメリカ/上映時間136分
8月2日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
©Universal Pictures